Phantom 第1話「覚醒」


真下作品は伝統芸能の領域に達しています。
個人的にそう思うほど何をやっても「真下アニメ」になるこの安定感(?)は凄いと思う。
これもPC用ゲームとしての原作があるそうですが、原作付きのものをアニメにしてもやっぱりマッシーモなわけで。
きっと原作ファンの人は怒るんだろうなぁ、と1話からそんな感じのPhantom


という感じでまたマシモイズムを楽しむ時間がやってきました。
どこまで行っても真下さんは真下さんだという事が確認できたので、1話で肌に合わない人はこの後どれだけ見続けても変化(=化ける)ことはないので早々に切るべき(待て)。
「パートナーの射線上に立つな」とか「射線上に仲間が居るのに撃つな」とかそういう突っ込みがしたくなったら真下作品を見続けるのは無理です(´・ω・`)


かくいう僕は一流のマシモニスト(なんだそれ)なので

  • いつも通りのOP
  • いつも通りの演出
  • いつも通りのアクション

これが好きだし楽しいので面白かった。


それはさておきストーリーについて。
謎の組織「インフェルノ」の最強のカード「ファントム」
その正体は年端もいかぬ少女であった。
組織の手駒として命令に忠実、まるで意志を持たない人形のよう。
そして記憶を奪われ手駒のひとつとして組織に組み込まれた一人の少年が彼女とコンビを組んで任務をこなしていくようになり・・・。

とまあこんな所かと。



登場人物は上述の少女アインと少年ツヴァイがメイン。
あとは色々居るには居ますが、とりあえずオマケみたいなもの。
ちなみにアインはドイツ語で「1(one)」、ツヴァイが「2(two)」の意味。
一号・二号みたいなもんすね、まさに組織の備品扱い。


音楽は残念ながらいつもの真下-梶浦コンビではありませんが、全体的には良い感じ。
特にOPはかなり好きです。
ただ、中核となるミッション中のBGMが若干耳障りでちょっと残念。
やっぱかじうrgyふじこ


というわけで予備知識一切なしで見始めた作品ですが、これなら2話目以降も見ていきたい。
そして最後に。
アインが霧香っぽいのはそういう仕様みたいなものだそうな。
元々霧香がアインの影響を受けているというかモチーフとして生まれたそうなので(つまりアインの方が先)、似ていて当然、似てて不都合はないようです。