未来日記 第5話「ボイスメモ」


催眠術をかけられた信者に囲まれ、窮地に立たされた雪輝たち。
そんな土壇場において由乃は信じられない問いかけを雪輝にぶつける。
それは、「私と二人で生き延びるか」「椿を選んでここで死ぬか」という二択。
しかし由乃に対して猜疑心が深まっている雪輝は、迷うことしかできずにいた・・・。


12thさんが大した活躍もなくご退場になりました───という第5話。


目立っては居た。
存在感は抜群だった。
だがしかし、活躍は非常に乏しかった。
御目方教=悪という目の付け所は良かったんですけどね・・・。
彼の早すぎる退場は、原作を読んだ当時も大分がっくりきたものです(´・ω・`)


さておき、今回は第1話以来といって良いくらい盛り上がりました。
2nd対12thの描写こそ原作の方が好みでしたが、由乃が拘束されてから雪輝が奮起するまでのシーンはアニメならではの臨場感があり、見事だったと思います。
人によっては原作を「ここがピークだった」とバッサリ評価するくらいなので、アニメにはこの調子でこの後も盛り上げて欲しいですね。

  • 玉砕

DEAD ENDフラグの立った12thが取った相打ち覚悟の自爆作戦。
しかし何も自分が爆死する必要はなく、目的達成だけを考えれば偽者に(あるいは偽者にも)爆弾を抱えさせて突っ込ませるのでも良かった。
それをせず、自身で特攻したのが12thの潔いところ。
惜しい人をなくした・・・。ギャグ的な意味でも。

  • ガクブル

女の子が、怖いです・・・。
本気で怒らせたら女性の方が手に負えない、とは良く言ったもの。

  • 漢、雪輝

逃げるだけ、由乃に守られているだけ。
ずっとそんなだった雪輝が、遂に立ち上がりました。
これでもう彼は逃げるだけのヘタレでは・・・なくなると良いんですけどねー。
人間そんなすぐには変われないっていう。

  • 敗者

今回は6thと12thが脱落。
とりわけ6thは悲惨な過去まで描写されているだけに、何の救済もなく本当にただただ散っていくだけというこのサバイバルゲームの残酷さが際立ちます。
この後味の悪さは今後もちょくちょく発生することなので、ある程度承知の上で見ないとなりません。

  • Cパート

そんな本編をフォローするかのように差し込まれるこのコミカルなパート。
やはりこれがあってこそという気がします。
それにしても今回はクレイアニメとは、無駄な手の込みよう。
まあ、我らが12thさんの最期ですからね。
それくらいやる価値はあったでしょう。


それはそうとガリガリ君
昔は確かに50円で買えたんだ・・・。
そう、買えたんだよ・・・(´・ω・`)
僕ももう・・・おっさんかも知れないね。

というわけで、12thが漂わせる哀愁が何とも胸に染みてしまって折角の雪輝の活躍もどこへやらという第5話でした。