銃姫6
- 作者: 高殿円,エナミカツミ
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2006/01/25
- メディア: 文庫
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と、思い思いつ全国の銃姫が待ったであろう本編続話の6巻が遂に発売されたよ。
もうなんというか、4巻にも増して怒涛の展開。
そしてまたも4巻と同じような終わり方をするなんて、読者には正直酷だよ。
高殿さまはサドですか。そうですか。メガネフェチでサドですか。
メガネと言えば一話につき一眼鏡の公約(?)を今回も守ってました。
うん、どうでもいい。ホントどうでもいい。俺メガネフェチじゃないし。
それよりも、混沌の様相をみせてくる人間関係と機微がまた堪らなく良い。
既に漫画化されてるようだけど、音楽付けてアニメ化でもしたら然るべきシーンで俺は泣いちゃうと思う。
と言いながら、映像化せずとも文字の段階でちょっとキそうだったのは秘密。
ところで、伏線が回収されたり新しく張られたり、仕掛けを置いたりしながらの展開は6巻においても変わりないんだけど、
中でもとりわけ今回のとある一文“いずれ、彼女とはもっとも残酷なかたちで再会することになるということを−”
(“ ”間が引用。ネタバレではないが、知らずに読んだ方が良いと思うし、楽しみを奪いかねないのでステルス)
には「おいおい、アンタ一体何する気だよ高殿さん」と思わずには…。
早く7巻出してください*1。お願いします。
*1:あとがきを読んだ限りでは、ここから完結までの刊行ペースが上がることが期待できそう