ゆかにっし
- 作者: 荒井チェリー
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2006/05/26
- メディア: コミック
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長男克樹は炊事担当の料理上手だが街の不良も恐れる恐い人。
末っ子の実音はその他家事と家計を握るしっかり者の小学生。
この3人の前田家+2名だけしか出てこないほのぼの(?)コメディ。
一言で言うと可もなく不可もなく。ギャグという程笑えるものでもなくて、どちらかといえばコメディ。そんなに面白くは…ない。
何より、勝手に荒井さん作品の魅力だと思っている「毒を吐くキャラ」がいないのが痛点。
『三者三葉』などとは掲載誌が異なり、ワード制限も違って普段使ってた暴言が使えなかったそうな(笑)。
その反面、毒がないから穏やかさが増して他作品の毒が苦手だった人には良いかも知れない。
というわけで、帯の煽り文には「荒井チェリー節、炸裂っ!!!!」とあるけれど、正直全然炸裂してなかった。
まあ、何をもって荒井チェリー節とするのか定かじゃないから煽り文も間違いではないが。
そうそう、順番としては同時刊行の『みおにっき』が先だそうです。
読み終わってから知った。酷いよ…。
前後したからとて問題ないかも知れないけど、みなさんは気をつけましょう。