ナツノクモ 6
- 作者: 篠房六郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/05/30
- メディア: コミック
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5巻から引き続いての森焼き阻止計略は、いくつかの因子を振りまきつつも意外とサラっと片付いた。
次なる展開は昔の話を交えて「ガウルがクロエを邪険にする理由」への踏み込み。
更に、回想には居るのに今の園には居ない“ガウルの友達 リーゼ”に関しても深く言及。
更に更に、忘れた人も多かろうセキのかつての仲間まで“森焼き阻止”の事後問題に絡んできて…という展開へ。
そして何より、読者は今回“クロエの真実”を知ることとなる。
何故1巻の表紙がトルクではなくクロエなのか非常に納得、得心がいった。
いやぁ、深い。行き当たりばったりではなく事前によく練られてるんだろうなぁ、と思ったわ。
絵が丁寧すぎるというか、描き込みが細かくて読み辛い印象を持つ人もいるかも知れないが、まだ読んだことがない人は是非1巻を手に取ってみよう。