ひぐらしのなく頃に〜鬼隠し編〜2

はじめに:当方は原作ゲームは未体験です


さて、原作は同時リリースではなかったということで読む順番というものが一応あるらしい。
前回は適当に読み始めたけど今度はきちんと鬼→綿→祟の順で読むことに。
が、今回は前回のように一気に3冊読むことができないため同時レビューはお流れ。


タイトルとしてはこれで完結。
しかしストーリーとしては道半ばだと思われるため、現時点では何と言えば良いのやら。
印象としては単なるサスペンスホラー、それも「特別良質なというわけでもなく。
原作ひぐらしにはそれだけに留まらない“何か”があるとのことなのだが…。
また、作画の方に若干難あり。
この作品には、オヤシロモード?に入った時の女のコの眼及び目付きが尋常でないという特徴があり、また平時にも何処か含みのある笑みを見せることがあるのだが、そうではない平時の時からして顔のパーツのバランスがおかしい為に、意図せずして妙な表情になってしまっていることが時折ある。
新人といって差し支えないようだから無理からぬ事とも言えるけど、新人でも立派な絵を描く人も大勢いるしなぁ。
とはいえ、作品の肝を伝えることは十二分に出来ているからこれで事は足りているのかも知れない。