シュヴァリエ 3
- 作者: 夢路キリコ,冲方丁
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/08/17
- メディア: コミック
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げに美しき親子愛かな
過去のフランス王朝を題材にファンタジーと脚色を加えて創られる重厚なる退魔アクション。
作家 冲方さんを原作とする本作も3巻まで来て、舞台の大枠も見えてきたことで物語も盛り上がりを増してくる。
奇しくも今日の19時にWOWOWでアニメの放送が始まったようだが、ちょっとHP見てきたらキャラデザのあまりの違いに度肝を抜かれた(笑)。
そうそう、デザインといえばシュヴァリエは夢路さんの独特な画風もまた持ち味なわけだが、ことアクションに関してはあまり向いてないかと思う。
その他のシーンでは雰囲気出てて非常に良いんだけど、アクションになると何が起きてるのか理解し辛いのが残念やねぇ。
ちなみに3巻では主要人物に3名の新顔がお目見え。
一人目にルイ15世の妾−ポンパドール夫人(実在した人物)−才色兼備の超イイお姉さん
二人目に機密局員が一人−ダグラス・マッケンジー卿−豪快マッチョのパワーおじ様(馬上槍*1を地上で振り回しちゃうぞ フンフンッ)
三人目に錬金術師−サン・ジェルマン伯爵−シルクハットに丸眼鏡のマイペースな奇人
デオン(リア)の出番が少なくなるも、新しいキャラがいいなー。
ポンパドール夫人なんか一見して正ヒロインってカンジなんだが、凛々しさと柔和さを兼ね備えたサイコーの女性ですよ。
4巻でも出番はありそうだし、楽しみだなぁ。
*1:そういえば昨日放送されてた映画『ロック・ユー!』でも出てきたな あっちは木製だったけど