真月譚月姫 4
- 作者: 佐々木少年,TYPE-MOON,「真月譚月姫」製作委員会
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2006/08/26
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 15回
- この商品を含むブログ (200件) を見る
- 月姫4巻の“ココにゾクゾク” :カロカロカロ…コッ 「あれは何だ?(中略)まさか…視えているのか…!?」までの一連の展開(31話後半から32話冒頭)
範囲が広い(笑)。が、この見せ方は良かった。志貴は短刀を逆手に持つとスイッチが入るのかな?逆かな?
3巻から引き続いての秋葉対シエル(3巻でステルスにしたので念のため今回まではステルス)。
前回異能者だと判り驚かされた秋葉だが、そもそも人間ですらない…のか。
いや、ただの超越者であって人間ではあるのか…わからん、対決も最初の2話で終わってしまうし…。
それはともかくとして、一本調子(というかハイペース)に感じられた話のテンポも3巻までとは違う感じで今回は結構良かった。
志貴の抱える不安感と張り詰める緊迫感。
そしてその空気を緩めるアルクェイドとの公園の場面。間の取り方が良かったなぁ。
とりわけあの得も言われぬ緊張感の醸し出し方は今までになく良い塩梅。
ただ、“美人”を描くのが得意じゃないのか「誰もが気にかけるほどの美人」であるアルクの作画が未だに安定しないのがちと残念。
時折すごく良い表情を描いてくれるんだけどねぇ。
ところですごく良い表情といえば、扉絵のさつきは何の暗示?
月姫のような作品におけるあの情景でのああいったシーンには、ポジティブな連想じゃなくネガティブな連想しか浮かんでこないんだが…。
考えすぎかな。