Pumpkin Scissors 6

Pumpkin Scissors(6) (KCデラックス)

Pumpkin Scissors(6) (KCデラックス)

5巻感想はこっち
-南瓜鋏6巻の“ココにジンときた :「(略)わからないけど生きてるって」(195頁)
うぉぉぉ、良かった。ほんに良かったなぁ奥さん…。


アニメが原作を無視して完全オリジナル路線爆走中と噂のパンシザ最新刊。
表紙のエリス姉さんが過激。
ドレスで蹴りは駄目ですよ蹴りは(;´ー`)しかもハイキック…。
しかし過激なのは表紙だけで、収録話では過激とは正反対の意外な一面が見られ、むしろ長女ソリスさんの方が…。


5巻から引き継いでの銀行立て篭もり事件は拍子抜けするほどアッサリ終結
伏線の回収や新規に伏線が張られることもなく、単純に「陸上1課って何なの?」ってのを改めてここで明確にしておく、そんなストーリーだったのかなと。
その代わり、この話の後に入る単発話でちょこちょこと新たな伏線が張られてますね。
具体的には、伍長の体のことや1課に続いて今度は2課絡みできな臭い事態になりそうというもの。
ちなみに回収される伏線はひとつもなし。
どんどん張られ続ける一方の伏線をいつ回収するんだろうと気がかりにもなるけど、巻を追う毎に徐々に見え始める軍の暗部がどこかの段階で一気に表面化してor3課が鋏を入れて、怒涛の展開になるんじゃないかという期待もあるんだよねぇ。
尚、今回は例の結社─銀の車輪─に関わる展開はありませんでした。
1課に加えて2課の“帝国軍”なる超大な闇と、その軍部にまで差し込む結社の影。
Pumpkin Scissorsが断ち切るべき南瓜の皮は、6名+1頭の3課にとってあまりにも厚すぎる予感。


そういえば4巻までは少尉+伍長が表紙のレギュラーだったのに、5巻以降二人は影すらありませんね。
7巻はどんな表紙になるのかなー。