ワールドエンブリオ 2
- 作者: 森山大輔
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2006/11/27
- メディア: コミック
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-ワンブリ2巻の“ココにうぅ( ´;ω;`)” :「忘れないでいてくれ」(212頁)
洋兄・゜・(PД`q。)・゜・(ネタバレ回避)
荒川弘・和月伸宏両名推薦!「SF伝奇ジュブナイル」ことワンブリの2巻。
著者曰くウリは「ヒロイン全員年上なお姉さんパラダイス!!」(2歳児除く)
冗談はさておき、魅せてくれます森山さん。
2巻では、新たに“怪物”ことタカオなる凶悪犯を擁する第三の勢力が介入。
棺守*1化してしまったリクを表向き“保護”した「F・L・A・G」*2とネーネを欲する棺守達との三つ巴に突入します。
そして目の当たりにする「棺守化した後に死亡した人間は、人々の記憶から消失し“初めから居なかった”ことになる」*3痛切な現実。
影も形も、人の記憶にすら残らない者へ手向けられるものは、受け渡された遺志を継いでやることだけ…。
この辺の展開力はなかなかのもので、「献身・自己犠牲を厭わない隠れ熱血キャラ」がみせる哀しくも温かな話は『クロノクルセイド』でもみられた森山作品の個性とも言えるかな。
リクが再び立ち上がり何を成すのか、作者も言うように「ようやく序章が終わった」ここからが本番。