ひぐらしのなく頃に解〜罪滅し編〜1

ひぐらしのなく頃に解 罪滅し編 (1)

ひぐらしのなく頃に解 罪滅し編 (1)

  • ココにしんみり「なぁレナ。お前…元気か?」(113頁)

今度の圭一は一味違うぜ!だけど…。


暇潰しの2巻も発売され、これでひぐらし前半“出題編”はすべて出揃いました。
俺も各2冊計8を冊読み終えたので後半“解決編”を読んでいこうと思います。


さて、担当作者が同じなもんだからてっきり鬼隠し編ラストの「その後」が描かれ、鬼隠しの解決・解明でもするのだと思っていましたが、下の暇潰しと同様、またしても浅はかだったようです(笑)。
舞台は昭和58年夏、何事もなかった頃の雛見沢に戻っています。
圭一と詩音が既に面識ある状態であり魅音との区別もついているなど、状況が鬼隠しの時とは違うから単に時間を巻き戻して「別の展開・角度から鬼隠しの推移を見てみよう」というものではないみたい。
多分これは、俗に言うパラレルワールドで起こる別の物語と捉えた方が良いのかも。
そして主役も今回は圭一ではなくレナとなり、巻き起こる事態も全く別のものである為、端的に言って1巻の時点では出題編の「どれの」「どこに」「どのように」関係してるのかさっぱり解らん。
解決編を読めば答え…というか何というかまあ、ある種の突破口がぽーんと与えられるなんて安易な考えは禁物でした。ごめんなさい。


それはそうと、前以上にまたグロいなーこれ。
よもや蛆が大量に湧いているシーンをアップで見せられるとは…。
俺と同様、苦手な方は一定以上の覚悟が必要かも。
それと相変わらず絵が…何と申し上げましょうか、その、下手です(´・ω・`)
鬼隠しが終わってすぐこっちの連載に入ってるので、上達してろってのが無茶なのかも知れないけれど、どうにも題材が勿体ない気がしてしまう。
とはいえ、迫真のシーンなど押さえるべき所は意外としっかり描けてるから十分?
もしかして月刊でも締め切りがきつい作画ペースのゆっくりした人だとか?
なもんで、要所要所は力入れて描けるけどとても全体はカバーできない、という邪推。


ところで、解決編も2巻完結の縛りがあるんでしょうか?
月刊だから旬のうちにリリースし切りたいという編集の思惑も無理ないですが、もっと大事に漫画化した方が良いんじゃ…。
原作には相当数のファンがついてるようだし、急がなくても大丈夫だと思うけどねー。