えむの王国 2

えむの王国 2 (まんがタイムKRコミックス)

えむの王国 2 (まんがタイムKRコミックス)

 1巻感想はこっち
-“ココがツボ :「マゾなら2・3時間は息止められます」(84頁)
マゾ万能説浮上(笑)


王女以外全員マゾという国を舞台の中心にしたくだらなくておもしろい四コマの第2巻。
今回は敵国ダラス帝国*1サイドのボリュームが前回より増量。
必然的にメディアとライザさんの出番も増量増量。
そして増量に伴い、ローゼンの銀様こと水銀燈に似ていると噂のメディアの色々な表情が…。
泣き顔・照れ顔・笑い顔に寝ぼけ顔と、デビル顔の割合が減ってきちゃってるんだけどいいんでしょうか。
それとライザさんが城内ではすっかり顔出し当たり前の状態に…。
絵的にはその方が良いんだろうけどこれもやっぱりそこの所どうなのよ、と(笑)。


ちなみに一応ストーリーものということで、ダラス帝国がセントラル*2で開く舞踏会にアレン王子が潜入し、メディアと接触
シャルロットの方も来賓として正式に参加するために家臣一同で出掛けるなど、話の進展もあります。
その他、薔薇の国*3の貴族にアレンが狙われたり、エリックが女装キャラに成り下がったりそれを見てショタに目覚めるコが出たりと細かな所でまた新たな要素が次々と。
よくまあこんなに様々な要素を詰め込んでカオスにならないなぁと感心する程ですが、そもそも登場人物の多さからして普通じゃないんですよねー。


と、折角なので四コマの紹介で必ずと言って良いほどやってるのに『えむの王国』1巻では何故かやってないキャラクター紹介をついでに。

  • えむの国勢(国内)

シャルロット:カスティーナ王国*4の王女さま 国内唯一の普通の人 苦労の耐えない家臣思いのコ
シンシア:姫さま付きのメイド 姫さま大好きで胸の大きなコ
シェーン:古株の執事 通称、じい
レイ:メイド2号 ショタコン
ミーシャ:メイド3号 えすのスパイ ぺったん
国王:シャルロット父 三頭身キャラ 「〜〜ぞな」と喋る
王妃:えすの国出身 おほほと言いつつ国王をしばく
エリィ:宮廷絵師 シャルロットと同じく10歳 百合の国出身
エリック:貴族のぼっちゃん 女装 ショタ

  • えむの国勢(密偵中)

アレン:シャルロット兄 肝入りのえむ
グラディウス:ちびっ子従者A 大食い 寡黙 戦闘狂
ルーシィ:ちびっ子従者B プリースト えむ国民だが普通の子 やきもち焼き
メイス:元女盗賊 今回17歳と判明…わ、若い!意外!けしからん乳!

  • えすの国勢

メディア:ダラス帝国の王女さま ドえす ブラコン 「兄」「その他」で超絶二面性
ライザ:メディア直属の親衛隊隊長 鬼人と恐れられているが素顔を晒すのが苦手
アレス:メディア兄 各地を占領侵攻中 残忍な王子として有名
宰相:お笑いトリオA 三頭身 元えむの王国人 メディアからプレイ(えす行為)の恩恵に最も預かっている人
料理長:トリオB 三頭身 同じく元えむの人 ライザに恋
司祭:トリオC 彼だけ何故か四頭身 同上 出番少なし
 以上
しかもこれ、ほとんどの人が準レギュラーではなくレギュラーです。
改めて思う…これは多い、と。
更にこれは1巻の時点であって、今回薔薇の人とメイスの昔の仲間まで登場してますから。
これだけの登場人物を余すことなく使い回してるのは本当に凄いし、でもっておもしろいですよ。

*1:通称、えすの帝国

*2:元えむの王国の王都。現在ダラスが占領中

*3:男色家=ゲイたちの国

*4:通称、えむの王国