BLOOD ALONE 4
- 作者: 高野真之
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2007/06/27
- メディア: コミック
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- ココにグッときた :誓い「キミの・・・キミだけの騎士になろう」(119頁)
歯が浮くぜ!
久しぶりの新刊は、表紙の蒼がキレイです。
話の方は1冊まるまる過去物語。
舞台はいまの日本ではなく、数年前のロンドン。
クロエとミサキの運命?の出逢いに関するお話です。
ミサキは外見はいまと変わりないですが、性格が酷い(笑)。
クロエは性格はほとんど変わりないですが、外見がどこかまだ頼りなく少し幼いです。
その他の登場人物はすべて初登場。
クロエの関係者が二人、敵方の吸血鬼が一人といったところ。
関係者の方は一人がクロエの上司のような人で色気たっぷりの女性。
もう一人はロンドン市警の男性で、眼鏡で髪を後ろになでつけた外見からキャラクターが推測できるような伊達男。
話の方は合間にいまの話に戻ったりすることがなく、ぶっ通しで昔の話だけが描かれています。
そのため、優しくゆるやかに過ごす二人の日々を1話1話描いてきたこれまでとは違い、かなりの長編になっています。
しかもこの話は4巻で終わることはなく5巻へと続いていますから、濃く短かったストーリーが薄く長くなった感じでちょっと新鮮。
まあ、5巻の刊行が遅いと困りものではありますが…。