ひろなex. 1
- 作者: すか
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2007/06/27
- メディア: コミック
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結論、本当にゆるゆるまったりでした。
うむ、これは程好い。
あほあほ中学生ひろなが某テレビ番組に触発されて「探検隊」を結成してみたりするお話。
意味不明でサーセン。
まあ、要するに頭のネジが一本緩んでる能天気な元気少女とその友人たちの何でもない日常を描いた四コマです。
別にジャングルの奥地に探検に行ったりはしません。
それをしてるのはテレビの中の藤○弘さんですね。
ちなみに作品内では水曜モキュメント「藤口浩の(以下略)」となっていますが、モデルはどう考えても…。
これの他にも「犯人はヤス」などたまに80年代のネタが埋まっていて、わかるネタがあるとクスッとくるのが良い。
(逆を言えば、普通の10代にわかる小ネタはほとんどないです)
全体的には上述の小ネタも含め大笑いするようなネタはないけれど、小粒なネタが豊富という感じ。
最後に四コマ恒例のキャラ紹介。
- 広菜:天然系あほっ子 隊長 絶好調空回り、生きてるだけで天然ボケ倒し 明らかなボケ
- 美緒:広菜の幼馴染 隊員1号 ひろなのあほな所業を突っ込みすぎず離れすぎず、適度な距離で見守る保護者的存在 弱ツッコミ担当
- 風優夏:広菜の後輩 隊員2号 初対面のひろなに勧誘されていきなり入隊するようなひろなに負けない天然さん(ひろなが元気な天然ならこっちはのんびりした天然) ボケにボケで返すボケ担当
- めぐみ:風優夏のクラスメイト 隊員3号 一番の現実主義者にも関わらず入隊してるのは「ひろなのお兄さんに憧れて」というある種一番単純な子 強ツッコミ担当
てな感じで、「すごく面白いわけでもないけどそこそこ面白い」という四コマとしては一番普通なことが実現できてる漫画です。
また、あてつけがましい萌えともほとんど無縁なのが好印象。
これなら2巻も…と思います。