私立彩陵高校超能力部 2
私立彩陵高校超能力部 2 (IDコミックス REXコミックス)
- 作者: 石田あきら
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2006/08/09
- メディア: コミック
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- ココにジンときた :師範「空手というスポーツは君のことを裏切ってしまったかもしれない。──だけど空手という道は君がまっすぐその道を歩き続けている限り君を裏切ることはない。戻ってきてくれてうれしいよ。」(172頁)
なんといい言葉かー。
こっちも1巻から結構間が空いてしまいました。
「超能力者が街で暴れてるらしい。」というオミナエシ生徒会長。
「私はやってない」というミコト。
それに対し得意の優男スマイルで「信じてるからね」というオミナエシ。
愛しのオミナエシ君にそう言われちゃあ黙っておけねぇ!ってなもんで、「私たちで解決するわよ!」と一人張り切るミコトに付き合わされる部員たち。
こうして、超能力者同士のストリートファイトが実現し…。
といったわけで、今回は1巻丸まる使ってのちょっとしたロングエピソードです。
どうやら1巻は各登場人物の顔見せが主たる目的だった模様。
1巻感想では「(良い意味で)ノリが軽く底が深くない」と評しましたが、今回はなかなか良い物語してます。
メインはフミヲちゃんっすね。
てゆーかもう、主役ですね。
フミヲちゃんいいよフミヲちゃん。
尚、今回ちょろっと副会長のキリも力を使ったりしてます。
でもってフミヲの超能力の本質も明らかになります(身体能力が常人より高そうだ、ということは1巻で分かっていましたが)。
更に更に、そのフミヲの格闘シーンがかなりお気に入り。
石田さん、アクションを描くセンスもあったんすねー、すごくいいです。
ところで、シノブってもしかして女の子?
それともやっぱり女装趣味の女っぽい男?
オマケ漫画で余計に混乱させられてますが、あの三人の再登場はあるのかなぁ。
ちなみに1巻で書き忘れていましたが、カバー下にはオマケ漫画があります。
表紙も二重構造になっていて1枚目をめくると表紙絵の別ver.が出てくる仕様になってますよ。