しおんの王 第7話「遊び駒」

一話飛んで7話の更新です。
録り逃した6話の方も何とか見ることができたので、まず始めに6話の内容についてさらっと。


まず、しおんが将棋を始めるまでの経緯が原作と異なっていました。
そして何より、山村香太郎なる人物が最大の違いでした。
何が違うってエピソードが変わってるとか以前の話でして、漫画にはそもそも彼の存在自体がありません。
なので、彼が少しでも絡んでいる話は何から何まですべてがアニメオリジナルのものということになりますね。
ただ、そうまでして生み出された人物の割には、なくてはならない人だったかというと…ftgyふじこ。
ぶっちゃけ尺の帳尻合わせのために生まれたんじゃないの?
それから、歩の親父さんも漫画ではあんなゲス野郎ではないです(ノД`)


と、いう6話でした。
んで、今週。
今週は遂に羽仁名人の弟、羽仁悟が表舞台に登場。
作品の中でも有数のストーリーの根幹に関わる中心人物です。
そして話の方はその悟がスポンサー、企画・主催に小林を配してのプロアマ男女混合オープントーナメントをぶち上げますよ!っつーとんでもないことに…。
でもって女流界のいまを騒がす三人娘がその大会に参加するだけの強さなのか、ひいては資格のあるだけの力量なら参加してくるよう炊き付けてくるという話。


今週は細かな違いはあったものの、先週とは逆に大筋の展開や設定は原作通り。
特筆すべき点があるとすれば、設定上は何ら違いがないのに感覚的には悟の扱いがだいぶ違う雰囲気に思える点でしょうか。
原作が未完結なこともあり、アニメがどういった結末を目指すのか見当もつかないのですが、どうも殊更に「8年前の事件の犯人が悟なんじゃないか」と視聴者に思わせようとしている風に見て取れます。
まあ、散々怪しい奴に見せておいてそう思い込ませておきながら裏をかくのか、それとも単純な前振りなのかどちらの意図があってのものなのか判りませんけど…。


その他で目に付いたのは久谷の出番がカットされてた事と(ノД`)、最後の悟の「俺が兄貴と指せないだろ」に名人が驚いてた事くらいっすかね。
(漫画ではこのシーン、ある程度察しがついていたのか特に驚いた様子もなく黙って表情を固くしただけでした)


5話の時にも書いた原作のコミカルな部分ですが、6話も7話も部分的に原作の感じのまま使われていました。
やはり何故だか5話以降、アニメでもやるように方針?が変わったみたいっすね。
まだまだ全部が全部というわけにはいきませんが、今週は初めての料亭に緊張する様子や「お小遣い帳をつけなさい」と言われてうへぇ('A`)となったりの所などが該当します。
まあ、漫画ではうへぇの所はもっと表情の崩れ方がひどいんですけどね(ノ∀`)(料亭の時並に顔がおかしなことになってます)。
それと、振り駒をする様子が無邪気でとてもよろしい(*´ー`*)
やはり紫音は将棋を指している時とそうでない時。
この両者のギャップがああいう風に現れてこそより魅力あるキャラクターになると思います(*´∀`)
それにしても沙織、なんというピエロ・・・おそろしくない子!


来週は原作通りであればトーナメントが開催されるまでの模様と歩の母が登場。
進行が早ければ1回戦までいくかもしれないっすね。

  • 今週の進行度合い

原作3巻の半分くらいまで消化。