しおんの王 第11話「疑惑」

今週は久谷の王、とも言うべき久谷回。
個人的に久谷は好きで応援したい気持ちが強いキャラ、楽しみにしていた回でもあります。
とまあ、こうしてしおんを取り巻く各人物にスポットを当ててつつ、物語の片輪であるサスペンスの方も忘れずにさりげなく同時進行していくのがこの作品の魅力っすね。


久谷の3回戦の相手は菅沢七段。
女流とは違い、奨励会で成績を納め三段から四段になることで初めてプロになれる棋士の世界。
しかしいつか四段になれば良い、というわけではなく、年齢の制限がある(基本は26歳まで)。
現在23歳、三段リーグででの苦闘が続く久谷はトーナメントに身を置いている事、ひいては自分の将棋に悩み自信を失ったかのように力ない様子だが…。


一方、あの脅迫電話はやはり久谷の携帯からかけられたものであった。
そして、その携帯を「協会の入り口に落ちていた」と届け出たのが悟。
さらに安岡の妻にも内密に8年前の事件の事で接触を計っており、真意の測れない行動をする彼に疑惑は深まるばかり。
奇しくも3回戦はそんな悟と紫音のカードで…。


というところで来週へ。
久谷は沙織や対戦相手である菅沢先生の言葉を受けて力を取り戻し、勝利しました(*´ー`*)
その後、携帯のことで取り調べを受けますが、昨夜目撃した悟と幸子の密会のことは明かさず。
その事に勘付いた安岡も自分らを気遣ってのことだろうと追求はせず。
紫音・安岡、そして久谷。
付き合いが長く、家族のようなこの3人がとても好き(*´Д`)


話は変わりますが、紫音は本当に強い子ですねー。
あんな脅迫を受けても屈せず、次の日にはいつもの笑顔。
同情を受け励ましをもらう所か逆に、久谷の勝利を祝い、歩には長らく見られなかった笑顔を与え、対局日に弱腰な気持ちになっている沙織を励ます。
若干14歳のコがこれほどに…どんだけー(*´Д`)


逆に悟は酷いっすねー。
なんとも嫌な顔をしやがります。
てゆーかですね、漫画では普段は好青年の装い。
時折ふと邪悪な表情を垣間見せるタイプだったのですが、アニメじゃ何だか喋り方といい表情といい普段から終始いけ好かないクソ野郎になってますね(笑)。


変わったといえば、ずっとそういった印象を持っていた久谷ですが今週をみてその認識を更に強くしたことがあります。
それは、なんかアニメの久谷なよっちくねぇ?ってこと_| ̄|○
あごは細いし肩幅はやけに狭くなってるし腕もやたら細い。
表情・体格・服装、何から何までが何だか頼りな〜い感じの「紫音の兄弟子」に劣化しちゃった気がしてならんです(つД`)
あんなの俺の好きな久谷じゃないやいヽ(`Д´)ノ


それはさておき今週のオリジナル部分ですが、特にありません。
今週は科白などが違う点とあるワンシーンがカットされていた事以外は原作通りでした。


次回は紫音と悟の三回戦。
29日の放送はありませんので、次は新年5日かな?

  • 今週の進行度合い

4巻も残すところあと1話。
次回には5巻の内容へと突入しますね。