シゴフミ 第10話「デアイ」

文歌が起きた!文歌が起きた!(アルプスの少女風に)



失敬。
確かにそれが今週最も耳目を集めた場面かも知れませんが、それは今週の本題ではなかったです。
本題は、短い生涯を終えてしまったとある男性の話。


男性はゲームのクリエイターでした。
しかし、末期癌を患っていたことを知り、未来と生きる希望を失いました。
ですが、彼は親戚の子文伽*1とのふれあいを通し、自分がしてきた仕事の意味を、何のためにこの仕事をしてきたのかという意義を再認識します。
そうして後悔を拭いさることができた直後、交通事故に遭いかけた文伽をかばいこの世に後悔を残すことなく命を落としました。

という話。
親子や兄弟でないというだけで幼い子と出歩いていたら犯罪者扱い。
何の事情も知らず、30代で無職と聞いただけで頭ごなしの警官。
ゲームの仕事なんかしてないで普通の仕事に就きなさいという母親。
現代社会へのちょっとした風刺を織り交ぜつつ作られた回だったような気がします。
といったら深読みにすぎるでしょうか(´・ω・`)
でもきっと、普通の仕事に〜という風に周囲から理解を得られなかったっていうのは実際にスタッフの中の誰かの経験談でもおかしくはない話。
クリエイターの人の苦労は僕らには計り知れないものがあるのかも知れません。


ってあれ?なんか話が変な&明るくない方向に…(´Д`)
えっと、そうですね、なんだ、まあ 幼女の文伽可愛かったな とか言っておけばいいか!



ごめんなさい_| ̄|○
しかも正直そんなに可愛かったかというと、微妙。
確かに無邪気な子供としての愛らしさはありましたが、若干てゆーかあの子かなりKYだった気が。
いや、つーかぶっちゃけもっと単純かつ主観的な問題として声がきらgyふじこ
声にさえざらつくものを感じなければ良い子に思えたはずなんすけどねー(*´Д`)

終盤まではそれもアリだと思います>KY
最後に死の概念を理解する時のギャップとしての演出なら、ですが。
なのに、(略)→フミカ「それが死ぬってことだから」→文伽「そっか」の「そっか」の反応?トーン?ニュアンス?がどうも釈然としなくて…。
泣け、とは言いませんが、なんかこうもう少しねぇ?(何)
もう少しなんかなかったのか、と。
観た方なら俺の言いたい事が分かってもらえるんじゃないでしょうか(つД`)
あそこは今までと同じ調子の「そっか♪」ではない変化が欲しかったんですが、視聴者勝手言い過ぎすかね。
その直前の「おじさん死んだの?」と「もう会えないの?」の間には表情に翳りの変化が見られたんで、これはくるか!?と勝手な期待をしてた俺はバカですか?そうですか_| ̄|○
とゆーわけで、最後の演出と声にしょんぼり(´・ω・`)
はいはい、マニアックマニアック(ノ∀`)
幼女かわいいと言ってお茶を濁すつもりが更に深みに嵌まりました(笑)。


これで終わるのも何なので話を変えて、忍者居酒屋について。
メイドカフェ(喫茶)、執事喫茶?とあるくらいだから忍者バーがあってもいいじゃないか(゚∀゚)
って、うは、あるわけねーーー


と思った人、甘いです。
世の中は広いです。
どこだったかは忘れましたが、あんな風に忍者の格好で接客してくれて、お品書きとか何だとか備品や内装がそれっぽい居酒屋はちゃんと実在します。
いや、マジで(笑)。


さて、来週はついに目覚めた文ちゃんこと文歌の話になりそうです。
都心部などの書店では先週から既に並んでいますが、正式には今日発売された小説版が一足先に完結を迎えたこの作品。
あちらとこちらはパラレルで繋がりはさほどありませんが、どちらも要チェックです。
パラレルではなく時系列が違うだけできちんと繋がっていました。
今週の文伽がKYなのも、幼いが故にまだ世の理をきちんと理解できておらず〜という小説3巻の冒頭に繋がり、故あってのことだったようです。
(to-risugariさんありがとうございました)

*1:この字面でのフミカは小説版でのフミカと同名です。僕自身ひとに言われるまで忘れてましたが、小説の3巻が参考になります。