シゴフミ 第11話「メザメ」

遂に目覚めた文歌。
しかしそれを知ったフミカは喜ぶでもなく、自らの罪の清算と称し自分は消えなければならないと語る。
文歌とフミカ、フミとミカはひとつに戻ることこそが本来のあるべき姿。
だが、本当にそれが幸せな事なのか。
答えは誰にも分からない…。



と、いうわけで文歌が目覚めためでたさもそこそこに今度はフミカが消滅への決意宣言。
フミが望んで生まれたもう一人の人格である自分はフミ本人に拒絶されることで消えるはずだという。
そしてそうすることこそ、キラメキを撃ち、ミカを追い詰めてしまった自分の贖罪なのだ、と。
これまたナーバスな問題すね(;´Д`)
そもそも本来は性乖離性同一障害は一個体の内部で完結する問題ですが、文歌の場合は別人格が一人の人間?として存在してる分だけ人格の消滅=死という発想につながりやすい気がします。
でもってどうやら要が好きになったのはフミではなくミカの方の文歌だったらしく、また夏香もフミカとも既に浅からぬ親交をもってしまっており、チアキは同僚・友人としてむしろフミカの方にこそ情があり…と各々複雑な心境(つД`)


が、そんな周囲の想いとそういった決意を抱いているフミカを文歌に会わせまいとする努力を余所に当人達はさっさと対面_| ̄|○
そして文歌はさしたる躊躇も見せずにフミカの提案を飲み、フミカを消してしまいましたΣ(゚Д゚;)*1
直前にキラメキを撃ったのはボクだよ宣言があったとはいえ、よもやあんなアッサリ承諾してフミカを“殺す”とは思わなかったなぁ。


それにしても毎週見るたびに夏香がいいコに思えて仕方ないです(*´Д`*)
家族もあたたかいし、今週は前半のしんみり来る雰囲気と後半のピリピリした緊張ムードのギャップが冴えてました。
ただ、空気も読まずにつまらないツッコミをすると、3年間意識もなく寝たきりだった人間が覚醒してすぐあんなに動き回れるわけない(超KYツッコミ)。
Wiiテニス*2とか街中ダッシュとか無理すぎ(ノ∀`)


兎にも角にも、早くも来週で最終回を迎えるアニメ版シゴフミですが、このまま主役不在*3でラストを迎えるのでしょうか。
それと、ラストの金髪の女性は…文歌の母親?
今期一番とも思える神ED曲ともあと1回でお別れっすねぇ(´・ω・`)

*1:発砲シーンが直接描かれることはないので発砲音と銃を手にした文歌、姿の見当たらないフミカから察するに、ということになりますが

*2:“家族”というものを肌身で知る感動的なシーンの一部だったので理屈を抜きにすればアリだし、すき焼きからのあの流れはかなり好きです。

*3:本編中でなされていた仮定通りになっていれば文歌の中できちんとフミカの記憶や経験などは生きるようですけど