トリコロ MW-1056 1

トリコロMWー1056 1 (電撃コミックス EX 113-2)

トリコロMWー1056 1 (電撃コミックス EX 113-2)

  • 本作の名場面?

おーい来てみ!面白いもんあるでー!」
「あによー?運んでる途中曲がり角で詰まってる新幹線でもあったー?」
(140頁)
おもしろいっつか激レア!
こんな科白がポンと出てくるトリコロはサイコーだと思う。


スタートを切った芳文社からメディアワークスに籍を移し連載を再開してから2年。
きらら系4コマ*1の火付け役ともなった海藍さんの『トリコロ』が遂に、実に4年振りの新刊を出しました。
待ち侘びた人も多いことかと思います。
そして同時に「え?アレ復活したの?」「新刊出たん!?」という人も少なくないのでは…。
兎にも角にも待望の事実上の3巻は良い意味で“相変わらず”。
トリコロフルスロットル!やっぱこれだよなぁ、と歓喜と感慨がふつふつ湧いてきましたよー。


と、そんなわけで歳月を経ても劣ることなく変わることないトリコロの世界に一安心。
人物がその作品の世界の中で生きてる感じがするってのは凄いことです。
そしてネタのフィールドが変わることなく広い広い。
「三人寄れば文殊の知恵」ではありませんが、現実でも人が集まればそれだけ各々がよく知ってる分野というか得意な方面というのがあるわけで、ネタ(話の種)のジャンルやベクトルも様々になります。
それに近いことが漫画の中で起きていて、表面的なものに限らない面白さがあるトリコロはホント好きっすねー。

*1:一般的にはきららの枠を超え、萌え4コマと呼ばれることの方が多いです。でもトリコロって萌えとは違う気がするのであえてそう呼んでません。っても、そもそも萌えをいまいち理解してない奴が言えた義理じゃないんですが…。