CLANNAD 第22話「影二つ」  

感動と歓喜の最終話*1
秋生の夢と想い、渚へと託された夢の続き。
そして、智也の告白。


大事な学園祭での初舞台前日に、夢を追っていた昔の両親…ひいては「自分が何となく二人に抱いていた罪悪感の理由」を知ってしまった渚。
当日を向かえ、登校する時間になっても表情を失ったまま。
岡崎もあれやこれやと声をかけ励ますのだが、どうしてもその事が頭から離れず、思い詰めた様子は変わらないままとうとう幕開けを迎えてしまうのだが…。

だが、の後からが神展開。
おっさんこと秋生の叫びに胸打たれること不可避の如し。
 俺の夢は確かに潰えた。
 だけど、夢がなくなったわけじゃない。
 その夢はいま、おまえに託されているんだ。
 だから俯いてなんかいないで、立ち止まってなんかいないで、ちゃんと顔を上げて前を向けよ!
と(実際の言葉はこうではありませんでしたが、伝えんとしていた事は概ねこのようなもの)。
おっさんかっこ良すぎるぜ。(ノД`)゚。


そうして秋生の、早苗の夢を、岡崎や春原の想いまでをも背負って渚は舞台を演じ切りました。
めでたしめでたし。


と、ここで終わらず、この後更に渚にとってもうひとつの大きな出来事が…。
そう、岡崎からのようやくのおまえが好きだ。付き合ってくれ。宣言(゚∀゚)
この岡崎の告白は本当に「ようやく」といった感じがあり、それだけに感慨もひとしお。
もちろん岡崎が渚をどう思っていたかについてなど、今更でありもはや言うまでもなく判りきっていたこと。
けれど、言わなくても判るからといって言わなくて良いわけではなくて、こういった想いは口にして相手に伝えてこそのもの。
そういった意味ではきちんとやることやって落とすところに落とした岡崎ですが、それにしてもここまでくるのに随分かかりました(ノ∀`)
渚にしてみれば本当に待ち焦がれた末でのことだっただけに喜びは相当のものだったに違いないはず。
まったく、ほんと、智也には困っちゃいますね(゚Д゚)y─┛~~


と、言ったわけでこれまでに色々なことがあった二人、そしてクラナドですが、今週で一応の完結。
原作ファンの話からするにまだまだ未消化な点やエピソードがあり、原作ではこの後にもまだ渚の話は続いているようですが、これでも作品としてひとつの形を成しているので、それはそれ、これはこれとして評価したいと思いますし、そうすべきだとも考えてます。
ちなみに、冒頭に脚注で最終回ではなく最終話と書きましたが、来週は番外編を放送するようです。
てっきり今週で放送は終わりだと思っていたので、ED後のCM明けに予告があった時にはアレ?と思いました。
てゆーか最終回だと思ってたのにED終わっても再生やめずにCM飛ばして最後まで確認した自分を誉めたい(笑)。

*1:話であって回じゃない