アリソンとリリア 第2話「敵国へ!」

暴走癖のあるおてんば娘アリソンと彼女の最大唯一の理解者ヴィルの冒険譚第2話。
大陸の東と西、睨み合いと諍いの続く両国の戦争を終わらせることのできるという“宝”
その宝の在り処を知っていると語る老人が、目の前で攫われていった。
二人は老人を救うため、宝の在り処を聞くために複葉機を拝借して追跡を開始したが…。



と、いう先週の終盤から俄かに騒がしくなってきた物語。
追跡を続けるうちに相手国の領空を侵犯してしまい、敵機の攻撃を受けるアリソン。
逃走のために機転をはたらかせ、見事な操縦技術を発揮するも結局は自滅する形で墜落。
移動手段を失い、敵国の領地に二人だけ。
さらに不運は続き、頭に野生の鹿の一撃をもらったヴィルが気を失ってしまう。
そうして応急処置を済ませたヴィルを背負って歩き始めたアリソンが、日が暮れる前に見つけた小屋には…。

ここまでが今週の前半。
後半は小屋の住人との紆余曲折、そして窮地を打開する術を手にするという流れ。


さて、のっけから原作ファンにはどこか物足りない所の多かったアリリアですが、今週もいまいち盛り上がらないまま終わっちゃった(´・ω・`)
テンポが良すぎるというか、展開が早すぎて起伏やタメに欠けている感じ?
わずか2話で早くも小説200頁分を消化しており、大筋をなぞるだけで細かな会話や場面展開、人物の機微などは次から次へとバッサバサ切り捨てられています。
取り立ててつまらないわけでもないけれど、おもしろくもないという箸にも棒にもかからない半端な状態(つД`)
少なくともこれを見て「おもしろそうだから原作を買ってみよう」とは思えないんじゃないかなぁ、と。


まあ、それというのも2クールで『アリソン』『リリトレ』の両方をやろうって事自体に無理があるせい。
原作が『アリソン』だけで4冊。
しかも1・2巻は360頁もあるというのにそれを1クールに全部詰め込むなんて無謀すぎ_| ̄|○
そして、そんなこと放送が始まる前から気付くべきことなのに今更になってそう思う俺ダメポ('A`)
期待していたアニメ化だけにガッカリ感は強いです。


次回は今回小屋の住民からもらった敵軍の制服を身に着けた二人が、敵国の辺境基地に潜入して老人を奪還しよう!という話。
アニメがダメだダメだと散々言ってきましたが、今週までの話は原作の方でも際立って面白い所でもありません。
来週の話辺りから俄然面白くなってくるのが小説の『アリソン』だからアニメもまだ分からない。
まだだ、まだ終わってはおらんよ!
まあ、あまり期待もしないでおきますが。