図書館戦争 状況〇三「小田原攻防戦」

ぬぅぅぅぅ、うがあああああヽ(`Д´)ノ
今週も良かった面白かった。
でも、うーーーーーーんやっぱりこれはちょっと展開が早すぎる。
良いアニメだから絶賛したいけれど原作を知っている分手放しで全評価できない。
このジレンマが苦しいっす(つД`)


チョー珍しく、チョー久しぶりに即日更新ができた図書館戦争第3話。
今週は入隊後初の大規模実戦を経験!
かと思いきや自分だけ作戦から外された郁と、故人となった個人が私的に所有していた大量の蔵書を巡る争奪戦の話。
上述の通り展開が早く、また省略の多さが大分目に付いてきました。
ざっくり言えば、枝葉の葉が落とされたというよりも枝葉は枝ごと切られてもうストーリーの幹しか残ってない状態。
段階を踏んで進行する物語、変化する登場人物の内心など諸々の移り行く過程が…ない_| ̄|○

たとえば冒頭の警察の非公式協力要請と日野の悪夢に関しても、あの描き方では単に稲嶺が私怨で協力を断ったように捉えられかねない気がします。
尚、小説では図書館が警察の協力要請を断った事を起点にひとつの小騒動へと発展し、それだけで40〜50頁と少なくない物語があります。
日野の悪夢に関してもああいった断片的回想ではなく一連のストーリーが丁寧に描かれています。


そして何より今週は原作の三章と四章がほぼ丸々全カット。
図書館戦争』の中盤をすべて飛ばして一気に小田原の図書争奪戦へジャンプ(´;ω;`)
それ故に、手塚が堂上の所で郁の実力を認め作戦から外した事に意見しているシーンも手塚の中で最低だった郁の評価が上がっていく過程の一切が省かれているため唐突過ぎて不自然。
というか、あれじゃあ評価が上がった云々じゃなく、好きになった女を援護している風にしか見えない。
違うのに…(´Д`)
そんな感じで、もう十分良いアニメなのですが、原作ファンとしては無理に1クールでやらずに2クール使ってより丁寧にやってくれればもっと良い作品なったであろう確信があるだけに歯痒い。


とまあ、このアニメに関してはいつもやっている他作品のように省略箇所や変更点などを説明し始めるととても書き切れない程にあります。
なのでその辺は割愛。
詳しく知りたい方は原作を読んで下さいと卑怯な事を言ってみる(´∀`)
あ、でもこれは一応最後に。
小説では小田原での争奪戦を迎える前に郁と手塚の件はカタがついていたりします。
アニメはあえてそこは宙ぶらりんにしたまま現況へ投入させたようですが、この後の展開にも少し変化が出るのかも知れません。


さて、今週意外にもあっさりすんなり成功に終わった図書争奪戦。
しかしこれで終わってしまっては郁の出番がなく、ストーリーにつきもののアクシデントに欠けます。
ということで来週は拉致された稲嶺と郁の奪還を巡る話と、おそらく郁・手塚事件(事件ゆーな)の決着になりそうです。
なんだかんだ言っても今期最もおもしろいアニメのひとつかと思いますので*1、来週もお楽しみに。
俺も楽しみに待ってます(*´ー`*)

*1:今期は途中で切ったアリソン含め4作しか見ておらず、他と比較するにはあまりにも見ている本数が足りないからあくまでそうじゃないか、という憶測。