S線上のテナ 3
- 作者: 岬下部せすな
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2008/04/26
- メディア: コミック
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でもやっぱりなんか好きな作品。
ただ、巻を追うごとにテナが『ゼロの使い魔』のルイズ*1の焼き増しにしか見えなくなってくるのが辛い…。
というわけで、主役が他作品の借り物にしか見えなくなってきた3巻ですが、そんなどうでもいいことはさておいて、今回はストーリーが急展開。
恭介が悪性の音符と融合した…言い換えれば、そんな異常現象が起きた理由。
何者かによって封じられ隠されていた本人も知らない調律師としての力。(ネタバレ)
それらを繋ぐ糸になると思われるアダージョの店長…。
と、この3巻で恭介に関する事で重大な事実が発覚し、一大事となりました。
そして飛ぶことになります、フランスへと…。
ナ、ナンダッテー(ry
ハイ。ソウナンデス。渡仏しました、テナと恭介ご一行(含むアルン・メゾ・ソプラ)。
次巻から舞台はフランスです。
また恭介周りの事に限らず、いかにもな展開ではありますが調律師本部には音符回収などではない真の目的がある事も判明。
音符回収はそのための隠れ蓑であり、また布石でもある模様。
大分慌しくなってきた感じがありますね。
更に、これらと比べればちょっとした事ではありますが、メグにも何やら秘密があるらしいです。
そしてアルンはその事について何か知っているようなのですが、今回はそこまでは明らかにならず、謎をひとつ追加したといったところ。
そんなこんなで物語が大きな流れに乗った風である今回。
今後はこれまでのようなお気楽和やかなショートエピソードは少なくなり、本筋での話がメインになるのかも知れません。
ちょっと残念なような、楽しみなような。
*1:小説は読んだ事がないのでアニメを基準にしています。それも2期は見ていないので1期準拠