図書館戦争 状況〇六「図書隊ハ発砲セズ」

検閲によって国内から姿を消しつつあるとある書籍が1冊、山梨の古書店に残っているという事で回収に向かった郁・小牧ら4名の隊員。
しかし良化機関側もその情報を掴んでいたらしく、その帰路で襲撃を受ける。
車を乗り捨て小牧と共に逃走を計る郁だったが、頭数で圧倒された上に小牧が足を負傷。
逃走敵わず援軍が来るまで潜伏することになった。

しばさきぃぃぃ好きだぁぁぁぁヽ(`Д´)ノ


というわけで、初めての完全オリジナル回(多分)。
多分というのは「似たようなエピソードを読んだような気もするけど、でもやっぱりまったく同じ話は原作にはなかったはず」と記憶が曖昧なせい。
小説にある話にオリジナルの展開が差し込まれるのではなく、丸々オリジナルの話をたまにやってくれると原作読者としても新鮮味があって嬉しいっすね(´∀`)


さて、本編の続きですが、援軍が間に合ったのと手塚の工作のおかげで本は無事。
郁と小牧も本だけ隠して投降したのでそれ以上の負傷もなく帰還できましたが、援軍を待って潜伏してる間に小牧から面白い話が…。
なんでも非常識な発砲をした良化隊員にキレる郁が昔の堂上そっくりだったとか。
そしてその話の間回想シーンが入るんですが、玄田隊長、アンタ少しは自重して下さい。
清原かオマエは、と(笑)。
プッツンして突っ込んでいった堂上の行為も始末書ものですが、指揮官が他の隊員煽ってけしかけたってのはもっと問題だ。(ノ∀`)゚。
まったく、このおっさんは、ほんとまったく…。
でもそんなところが好き。
そしてイイ女柴崎はもっと好き(*´Д`*)
かぁ〜、ちくしょー最近じゃ髪型が変なのもちっとも気にならなくなったぜぇ(オヤジか)。


と、まあそんな感じでおもしろーなオリジナル回だったわけですが、手塚が何をしたのかは今週深くは突っ込まれなかったですね。
一応3話で「父親が図書館協会の会長」と柴崎が既に言っているので、原作を読んでいなくても手塚は家族絡みで上とのパイプがあるのだろうと察しはつくようになってますが。
ちなみに持って帰ってきた書籍のタイトルは『トランスファ K505』
良化機関にとっては「痛い」内容、そしてタイトルから類推していきつくのはレイ・ブラッドベリの『華氏451度』で間違いないでしょう。
焚書を題材にしたSF小説で、『R.O.D THE-TV-』でも題材になるなどした作品です。)

華氏451度 (ハヤカワ文庫 NV 106)

華氏451度 (ハヤカワ文庫 NV 106)

これも映画化されているので小牧の言っていた話にも合致します。
小牧と言えば今更ですけど石田さんの小牧は本当にハマり役っすね。


さて、次回は小牧とある女性の話。
を飛ばして、柴崎と彼女に近づくとある男性の話をやるようです。
2巻にあたる『図書館内乱』の3章ですね。