コードギアス 反逆のルルーシュR2 TURN20「皇帝 失格」

・・・(;´ー`)
さすが谷口監督、すごい超展開だ!
と好意的に捉えるのにも限界ってものが…。
こ れ は 酷 い
あとところどころ作画も酷い(笑)。


サムネは被ギアス状態で中身がマリアンヌになっているアーニャとC.C.(+チーズ君)


えー、何かもう色々面倒くさくて投げたくなるんですが、一応簡単に重要ポイントだけまとめ。

  • 一部で有力視されていたアーニャ=マリアンヌ説がニアピン

アーニャ=マリアンヌというのとは若干違い、アーニャの体を借りているとかそういった状態。
また本人の肉体が残ってない以上「生きていた」と表現するのもいまいち正しくないような微妙な存在になっていますが、とにかく便宜上「マリアンヌはやはり生きてました」ということで。

  • 以前からC.C.が独りになる度テレパシーのように会話を交わしていた相手=マリアンヌ

これも「やはり」と言って良いでしょう。
そしてそのマリアンヌはC.C.をカレンと呼ぶ。
カレンは英語でCURRENなわけで、そういうこと…なのかな?


で、復活したマリアンヌとC.C.は共に行動することとなり、何やらまた余人のあずかり知らぬ神の会話を繰り広げるわけです。
同時にC.C.の記憶も人格も以前のアレに戻ってます。
そして、ルルーシュは人生賭けてまで敵探しと敵討ちをするほどに母を想っているのとは対照的に、マリアンヌにとってルルーシュは愛息子という感じではないどころか、むしろ割とどうでもいい存在っぽい。
それこそ“駒のひとつ”に過ぎない?
てなわけで黒い感じはするわ(つーか悪女)、言動にどこか精神的に幼い感じが漂っているわで碌な人間じゃなさそう…。
ルルの記憶、写真などの印象、ジェレミアが敬愛していた、コーネリアやクロヴィスも慕っていたなど断片的であれそれらから想起されるイメージとはかけ離れた人物なのは間違いない。


とまあ、マリアンヌが生きてたり事ここに至ってスザクの宗旨変え
 間違った方法で手に入れた結果に価値はないと思う→結果が全てだ!へ変化
 おまえがそこを貫き通さないでどうするよ…。
 というかスザクにそこを貫き通させないで何がしたいのこの作品。
の他、ナイト・オブ・ワンまでギアス能力者?などなど細々したところも含めて色々ぶっ飛んだビックリ要素オンパレードの今週。


うーん…。
主人公の行動原理だったりストーリーの軸だったりする大前提をひっくり返すどんでん返しは容易に超展開を生む必殺の手法ではあるけれど、ひとつの作品でそう何度も連発して安売りするもんでもんでもないだろ。
伝家の宝刀はたまにしか抜かないから威厳があるのに…。
あんまり前提条件を崩されてばかりが続くといい加減何も信用できなくなるんだけど(´・ω・`)
この分じゃそもそもルルはマリアンヌの息子ですらありませんでした、お気の毒にとかナナリーとは血の繋がった兄妹じゃなかったんだけどね、残念といった展開もありえそう…というか平然とやってきそうで萎える。


合計4クールで1年、間を入れたら2年弱かけてこんなのが見せたかったんだろうか…。
多くの視聴者…がそうかは分からないけれど、少なくとも俺が1期の1・2話を見て魅せられて期待したものと悪い意味で斜め上に行き過ぎてる。
(「マリアンヌが実は生きてました」展開にガッカリなのではなく、そこまでの過程や見せ方や方向性や(略))
まあ、終盤の畳み方次第ではこの辺のぐちゃぐちゃが光る可能性もなくはない…かな、どうだろ(´・ω・`)もうあまり期待もしないというか望みを繋ぐ気もありませんが。
とりあえず残り5話でどう転がしてまとめてくるかっすね。


と、ながら見しただけの段階(25日)ではそう思ったわけですが、改めてちゃんと観ればそれなりに見れなくはなかったです(26日)。
うん、まあ面白くはある。
それから今週は個人的に神楽耶株が上がった回でもあったのでよかったかなぁ、と。
今までゼロの嫁だの何だのとキャピキャピしててあまり好きではなかったんですが、涙を見せる一面があり、ふざけてたのではなく本気だったんだなぁと窺えて何だか気の毒になってきまして…。
同情表ってやつすかね。
それに扇がヘタレでゼロの居ない状況下で毅然と実務をこなせているのも立派だと思う(´;ω;`)頑張れ女の子