夜桜四重奏 第2話「キミノナハ」


初回からいきなりオリジナルへの布石を見せ始めた異色の一作。
2週目となる今回は、もう既に全部オリジナルと言って過言ではない展開に。
原作者自ら放送前に脚本はオリジナルですと断りを入れただけのことはある。


といったわけで原作読者ですら早々に先の読めないことになっているヨザカル第2話。
これはもはやキャラと設定だけ借りた別作品っすね。
途中まで原作通りに進んでおいてある時いきなり完結させるためにオリジナルへ転がり込むよりは、はなっからオリジナルエンドを見据えて一からオリジナルをやる利点も多いはず。
メリットを生かして良いものができるか、巧く昇華させられず半端なものができあがるか。
それは後にならないと分からないことですが、とりあえずこれだけは既に分かる。
話がすげぇ重い。
いやほんと重いです。
そしてイイハナシダナー(安っぽいっちゃ安っぽいけど)。
サムネの鈴は和解後のカットですが、良い笑顔するじゃあないか。


ちなみに原作はこんなにシリアスで重くないですよ?
原作のノリとアニメのノリ。
どっちが良くてどっちが悪いってもんでもないですが、アニメはガチガチのドラマをやろうとしているようなので今後を見守りたいですねー。
鈴のキャラが原作と正反対ってくらいダウナーに振れてるのはさすがに違和感ありますが。


それからまたプレスコの話ですが、今回はヒメと秋名の口論の場面でその特徴が出ていた印象がします。
そうじゃないアフレコ作品もありますが、大概のものはたとえ言い争いでも声を被せない(相手の言葉を最後まで待つ)ので不自然な間になりますしねぇ。


でもって予告(笑)。
今週は秋名と鈴。
今季見てるアニメでは予告はヨザカルが一番おもしろい。
来週も楽しみです。