ひだまりスケッチ 4

ひだまりスケッチ (4) (まんがタイムKRコミックス)

ひだまりスケッチ (4) (まんがタイムKRコミックス)

あっという間に二期までアニメが放送され、そのうち三期も始まるんじゃないかって勢いのひだまりの原作最新刊。
アニメはアニメで良いけれど、こうして漫画を読むとやっぱり原作の方が好きだなぁと実感。
この独特の空気感はアニメにはできないものがありますね。


さて、今回は過去例がないほどの激動の一冊。
4コマは変わらない日常を描く事が多く、特定時空が発生したりとあまり変化がないのが基本ですが、変わりましたねー大胆に。
まず既存メインキャラが漏れなく進級。
美術科はクラス替えがないそうなので、クラスはそのままなのですが、兎に角も学年が変わってゆの達にも後輩が。
そして早速 ひ だ ま り 壮 に 後 輩 が 入 居!
え、マジ!?
と最初は何かの冗談かと思って信じなかったくらいなのですが、本当に新しい人が来ました。2名も。
いやー、驚きですね。
あの4人でひだまり壮、あの4人がひだまり壮みたいなところがあったので、よもやそこにまで変化の手が及ぶとは・・・。
となればやはり新キャラの紹介なぞを。

  • 203号室 なずな:垂れ目でおっとりした・・・悪く言えば気弱な面のある子 どこか放っておけない感じが男子心をくすぐり人気が高い まさかの普通科
  • 103号室 乃莉:パソコンは一通り使いこなせるIT派で、ひだまり壮にネット文明をもたらす 元気が良く正直で素直な印象、というか思ったことがそのまま口に出すぎ

ゆのと宮子のペアを彷彿とさせなくもない感じの二人です。


とまあそんな感じですが、大きな変化が生じた割に作品の雰囲気は壊れることがなかったので何より。
個性が増えた分賑やかさとバリエーションが増して面白くなったんじゃないでしょうか。
尚、巻末には4コマ形式だとどうしても描けなかった、と通常のコマ割で沙英と夏目の出逢いのエピソードが収録されています。
どういう経緯でいまみたいな妙な関係になったのか、ようやく謎が解けました。