鉄のラインバレル 第18話「メメント・モリ」


昨日20話が放送されたのにいまさら18話。
基本録り溜めだから仕方ない。
16〜18話を一気見しての感想とか。


さて、18話まででの一番のポイントですが、矢島が生きてました。
正確には生き返っていました、加藤機関のマキナのファクターとして。
他にはマッチョの翻意とジュディの死など。
そして久嵩は絵美の兄・・・。


しかし18話良かったなぁ。
見続けてきた甲斐がありました。
浩一が最初はただ弱く守られるだけだった設定がここに来て活きた感じ。
世界はいつも一人の勇者にすがり、村人は自分では何もせず頼るだけ。
DQなどに代表されるRPGでは当然の図式ですが、かつてその村人の立場にあった浩一だからこそ解ることがある。
いいよいいよーこういう話好きだよー(゚∀゚)


加藤が敵勢力のボスにしては珍しい性質なのも良い。
変なところで紳士的。
悪役のテンプレとしては驕り高ぶりふんぞり返っているか、力を頼みに邪魔者はただひたすら排除してくるのが常ですが、どちらでもないんですよね。
殺そうと思えばいつでも浩一を殺せる状況でもそうはせず、きちんと相手の言い分に耳を傾ける。
しかもその機会を一度ならず二度までも。
いいよいいよーこういう敵キャラ好きだよー(゚∀゚)


そして矢島も洗脳や加藤の思想に共感して敵に回るわけではなく、きちんと自分の考えを持って動いてる。
立場こそ敵勢力の加藤機関にありながらも、考えているのはいつも浩一と理沙子の事(やってることはただの余計なお世話ですが)。
死んだキャラが敵として復活したら生前の人柄が嘘のような別人になっているのはありきたり。
矢島の場合はそうじゃないのがいいよいいよーこういうライバル好きだよー(゚∀゚)


挿入歌の間の取り方も良かったですね。
18話は神回といっても良い。
続きも楽しみだ。