シャングリ・ラ 第六話「虚構戦線」〜第七話「悲想恩讐」


独特の世界観と時節を捉えたテーマが繰り広げられる意欲作。
3話以来となる久しぶりの更新。


さて、久しぶりの更新ですが、いまさっき見た6話が面白かったので、という事で7話はおまけ。
いやはや、しかし多分にマニアックな作品っすね。
投資(投機)資金の流れや国際間取引など経済面のエッセンスが盛り込まれたアニメってのはそうそうないように思います。
が、如何せんマニアックすぎる(ノ∀`)
これといってそういった分野に興味がない人からしたら6話は逆に相当つまらなかったんだろうことは想像に難くないわけで・・・。


また、6話でそういった話をやったかと思えば7話はまた別のトーンの展開。
個々の話はどれも面白いのですが、全体としての方向性ってものがなかなか見えてこない。
とりあえずはアトラスがどうこうだの炭素経済が云々だのと多方面の話を捉えつつ國子を見守るアニメってことでいいのかなぁ。
どうせなら國子が何をどうしたいといった目標(目的)でも提示してくれると分かり易いんですが、それはそれで分かり易すぎて安易な展開になってしまう?


ところで、2話でいきなり作画が崩壊気味になった時はどうなることかとも思いましたが、ここ数話は安定して良い感じ。
それにサムネ画像のシーンなんかの作画は割と良いとかではなく、かなりの力作レベル。
今後もこの水準を維持していって欲しいですね。


ちなみに7話はED曲がいつもと別のものになっていました。
楽曲は以前と同じく黒石さんのもので、相変わらず良曲なのですが、咲も7話で急にED曲変わったんですよね。
アレもコレもGONZOのアニメ。
偶然なのかそれとも何か意図してのものか、不思議な一致。


来週は、
 ババアのきまぐれでいきなり死刑宣告された國子!
 果たしてオカマや武彦らは間に合うのか!?
的な展開?
まあ、あのババアが本当に國子を殺す気があるとも思えないですが。