鋼殻のレギオス 第21話「奪われたフェリ」


開始間近の都市戦。
連れ去られたフェリ。
急ぎハイアとの決着をつけ、都市戦に加勢しなければならないレイフォン。
だが、サイハーデンは刀が本流。
刀を使うハイアを相手に思わぬ苦戦を強いられ・・・。

というのは公式の予告、でも実際は・・・。
「いいんだね?本当に・・・死ぬよ?」
ちょ、何コレカッコイイ(笑)(゚∀゚)
じゃなくて、手を抜いてただけじゃねーか。


というわけで残り数話に迫った第21話なんですが、これまでで最も色々酷かったような・・・。
展開がどうこう演出どうこう以前に支離滅裂で辻褄が合わない点が多かったように思えます。
もう何からつっこめばいいのやら(´・ω・`)

  • フェリが変

どこがどう、と具体的に表し難いですが、とにかく変。
あんなになよなよした守られヒロインではなかったと思うんですが・・・。

  • レイフォンの行動が意味不明

都市戦は結局お流れになりましたが、レイフォンはそれを知らないわけで。
一刻も早くハイアを始末してフェリを奪還して戻らにゃならんのに手加減してもたもたするってどういうこと(´・ω・`)

いまの今までハイジャンプは出来ても飛べないので鋼糸とか使って頑張ってました。
それがいきなりドラゴンボールのように何も使わずひゅんひゅん空を飛んでましたが(つД`)
それもハイアまで・・・。

  • いきなりグレンダン

放浪バスでえっちらおっちら来たリーリンの苦労が無駄、というのはまあ運がなかったとでも考えれば仕方ないです。
けれど、サヴァリスを送り、なおかつつい1回前の20話でその旨を傭兵団に通達まで出しておいて直後に都市ごと来るってのは構成として破綻しすぎ。

  • そもそもサブタイからしておかしい

フェリは「人」であって誰かに所有権のある「物」じゃないんだから「奪われた」はないだろ・・・。
唇を、とか操を、と頭につくならまだしも、そうでない以上攫われたとか連れ去られたとか他にあるだろうに。


などなど、挙げ出すとまだ他にも出てきそうな感じ。
とにかく酷い。
肝心?の決闘シーンも急遽他のアニメになったかのようなオーラバトルでの演出。
派手は派手ですが、派手なだけっていう気が・・・。
あ、でもレイフォンが首筋に刀をあてられてから実際に切られるまでの数瞬がスローになる場面は結構良かったです。
あの瞬間だけは素直に目を見張るものがありました。


そしてあれだけ持ち上げられたニーナは即刻空気。
全体を通じてあまりにも脚本やシリーズ構成(今回の、というよりこれまでの1〜20話を含めた全体の流れの構築)の酷さが感じられる回でした。
しかも残りちょっとというここでグレンダンを登場させて、一体この後どう風呂敷を閉じるのか。
監督のせいか他の何かのせいか、何でこんなことになった・・・。
今更ではありますが、これはネタアニメとして見るべきっすね。
その視点で見れば諸々の破綻ぶりが笑えてくるので面白いはず。


ちなみにレイフォンの頬をはったのはリーリンでした。
先週の予告でフェリかな、と思い間違った予想をしていたわけですが、よくよく見れば先週の予告の時点で映っている袖はフェリの白服ではなく、リーリンのベージュのもの。
明らかに注意力不足_| ̄|○無念


さて、来週はグレンダンが目の前まで来ちゃいましたが、脚本構成がこれじゃもうそんなのどうでもいいです。
そんなことより予告のワンカットだけでもめっちゃラブラブっぷりを発揮していたレイフォンとリーリンが気になります。
だってあれ、明らかにちゅーしようとしてましたぜ!
判っちゃ居たけどメインヒロイン登場で他の女性陣一網打尽の全滅ということに・・・。
20話かけての奮戦虚しく1話で粉砕、死屍累々(笑)。