Phantom(ファントム) 第10話「終幕」


強制的に、あるいは自主的に。
いずれにしてもサイスの元に戻ったアイン。
サイスを殺ればアインと共にあとは好きにして良いというクロウの口車に乗せられ、玲二は再びツヴァイとなる。
果たして彼は、再び自由を取り戻せるのか。
クロウの言は、信用なるのか。
きっと、今こそが運命の分水嶺



というわけで半ばクライマックスにある第10話。
なんだか玲二がやけに病んでるのが気になります。
が、冷静さは失ってないようで、不審を抱かれる自分の立場をよく鑑みて少しでも信用を得るための機転を利かせるツヴァイがそこに。


逆にリズィ達が随分マヌケ。
高所からライフルで銃撃してくる連中に棒立ちのまま拳銃で応戦って…。
まず物陰に避難しろよ(´・ω・`)
この作品はどうもファントムの二人以外の行動や描写に関してはいい加減な感じが抜けないっすねー。


それはさておき、アインの背中を捉えたツヴァイ。
一緒に帰ろうと言い自分をエレンと呼ぶツヴァイに対し、アインはこの表情。
うーん、迷いがよく感じられる。
てゆーかリズィ(笑)。ツンデレかよ!
射撃の腕は酷いが、他に関してはなんていいやつなんだ(ノ∀`)


そしてついにサイスを追い詰めたツヴァイは・・・。
「サァァイスゥ!」
玲二こわっ!(゚Д゚;)その前からしてコレですからねぇ。ようやくEDのあの玲二が理解できました。
あと、中の人グッジョブ。


しかしまあ意外な結末になりました。
普通に玲二がサイスをやって終わるか、或いは少し斜め上の展開的にツヴァイがやる前にアインが自分でサイスを撃ってしまって終わるかのどちらかに近い形かな、と思いきやそもそもしくじってサイスを殺れずに自分が何発も銃弾を受けるとは・・・。
これもフィクションですが、映画や漫画の世界じゃないんだからそんなに何事も上手く行ったりしないよ、というこの「ままならない」感じがたまらねぇ(゚∀゚)

今週は作画もアインやサイス、玲二それぞれの表情に微細な変化があり、機微がよく感じられる力作回でした。
いいぞ作画、実に素晴らしい。byサイス


さて、この後がどうなるのかさっぱり想像がつきません。
来週が楽しみで仕方ない。