アスラクライン EX013「呪われた罪人の烙印」


奏が機巧魔神を使ってはいけないと智春に迫った理由。
それは、機巧魔神の動力が副葬処女の魂であるから・・・。
ただ一人その真実を知らない智春はいま、初めてその残酷な運命を目の当たりにする。

溜まりに溜まった9話から一気視聴の最終回レビュー。


一人で何も知らずにはしゃいでいた智春カワイソス、ネタ的な意味で。
そして玲士郎さんと哀音は本当の意味で・・・(´;ω;`)ウッ
というか最終回に限らず終盤は二人が主役すぎました。
全俺が泣いた。
何故ED曲がああいった物悲しい曲調だったのか、ようやく納得できた最後でもありました。
この作品はどう進んでも悲劇的にならざるを得ない物語である、と。


というわけで1期が終了となった本作。
はじめから2期が予定されていたと思われる作りでしたが、如何せん終始原作読者以外がなおざりにされた観がぬぐえず。
足りない情報が多い割に無駄な部分も多く、正直なんだかイライラすることも多かったです。
かといって完全に見込みのない駄作かというとそんなこともない。
素材は良さそうな感じは見て取れたので、「勿体無い」「惜しい」「もどかしい」そういった意味での苛立ちだったように思います。


あとこれは半分冗談半分本気ですが、キャラデザ、それも主に髪型に生理的なイライラを誘発されていた気も(笑)。
智春のチョロ毛とかニアのボンレスハムとかもうね、無理。
特にチョロ毛は衣服のほつれた糸を見ているようで落ち着かない。
はさみでチョン切ってやりたい衝動にどれだけ駆られたことか。
玲士郎にまで生えてるからたちが悪い。


兎に角も、全体を通しての印象としてはいまいち煮え切らずスッキリしないものを感じる作品でしたが、最終回で鬱屈とした不満は全部どっか行ったと言えなくもない及第作でした。
すべては2期のための布石、と考えれば許せる範囲(そうじゃないと困りますが)。
これなら秋からの2期も見てみようかなぁ、とは思わせるに足る。
というか哀音とか操緒とか、良い子が多すぎる。
12話では操緒が智春を励ますために
「操緒が元気だと智も元気になるでしょ」
と言ってこの笑顔。
13話ではこれから消えてしまう命だというのに哀音がこの笑顔。
すみませんがどちらかだけでもウチへ嫁に来て頂けませんか。
これは、ヒロイン見るためだけに見ても良いかも知れない。