マテリアル・パズル ゼロクロイツ 2

クロイツの使い手としてマジェンガ行きを決意したベルジ。
だが、シュウガは島に残ると言い、クリムは島の掟があって共には行けない。
不安を胸に、ベルジは一人で旅立たねばならないのか・・・。

動き出す物語、繋がりだす世界。
外伝的マテパ、第2巻。


さて、2巻です。
えええークリム一緒じゃないとかあり得ないし・・・。
と思ったわけですが、さすがにそこは土塚さんも分かっている。
紅一点を島に残すなんて勿体無いことはせず、きちんと帯同。
ちなみにシュウガも結局一緒に来ることに。
その辺のいきさつは見てのお楽しみ。


今回はロボ側の設定に関して更なる言及とクロイツの秘められた力に関しての掘り下げがあります。
後者の絡みでは魔法(マテリアル・パズル)も登場。
本編世界のマテリアル・パズルの原型となったものの性質を知ることができます。


とまあそんな感じでストーリーの進行は緩やかに、比較的説明の多い今回。
その分やや説明的な科白や展開が多く、どうにも野暮ったい。
少年漫画的すぎる構成はあまり好きではないのもあり、今回はあまり面白くなかったというのが正直な感想。
本編の補完的役割も担っている以上、ある程度解説的なのは仕方ないのかな。