大正野球娘。 第八話「麻布の星」


夏の高校野球は終わったが、彼女達の夏は始まったばかり。
櫻花會の野球はまだ終わらない。
ところで、1週間休みだっただけで随分久しぶりな気がします。
それくらい今期はこれが楽しみになっているんだなぁ、という第8話。


さて、件の魔球──現代でのナックルを投げれるようにはなったらしい晶子さん。
それだけでなくチーム力そのものも大分向上したらしく、例の小学生達との練習試合もこの日は9回裏あと1人という状況で4-2と優勢。
が、ここで晶子さんから「ナックル投げてみたい」発言。
既に習得済みゆえ投げるだけなら問題ないそうですが、如何せん小梅がきちんと捕球できないとのこと。
ちょ、満塁の最終回2点差でキャッチャーが取れるかどうかも分からん球を投げたいとかねーよ(笑)。
どう考えてもサヨナラ逆転負けフラグです。本当にありがとうございました。


結果、案の定小梅が魔球を後逸して走者一掃(ノ∀`)
魔球は投げれるようになっても受け手がきちんと取れず、いまだ実戦では使い物にならない。
投げれるようになったらバンバン活用して即座に戦力アップ、とはならないこのリアルさがたまらないです。


しかし晶子と小梅のバッテリーは本当に面白いですね。
晶子は昨日はダメでも今日は取れるようになっているかも知れない、と夢見がち。
小梅はそんな急に変わるわけない、とリアリスト。
でも我が強く押しも強いのは晶子なので、結局は押し通されて投げる事になり、それが原因で勝てる試合を落とす。
そしてチームメイトからその事を責められるわけですが、晶子が言い訳をするだけなのに対し、小梅は責任を感じて謝罪。
小梅カワイソス。
明らかに悪いのは晶子です(´;ω;`)


と、今週は野球の話はここまで。
ここからはまたなにやらおかしなことに・・・。
闖入者曰く、新作映画の女優がうんたらこうたら。代役として次の条件に当てはまる者を探しに桜見中に来たとのこと。

  • 美人であること

脱落者は・・・。

  • しとやかで立ち振る舞いに気品があること

環脱落。
腕組みを解いて急に姿勢を正すタマちゃんかわいいよタマちゃん。

  • 知性溢れる・・・

巴脱落。が、本人自覚なし。

  • 女学生

アンナ先生(笑)。

  • 運動神経が発達していること。

晶子・乃枝・鏡子脱落。しかし晶子も自覚がない模様。

  • 泳ぎが達者なこと。

小梅以外全滅。
結局一人だけ乗り気じゃなかったのに唯一の該当者になってしまいました。
とはいえ本人の意思以前に学院から出演許可が出ないだろう、ということでその場は収まりました。


しかしここから乃枝の悪巧みが始まり、結局小梅は出演することに。
そして台本の下読みに苦戦する小梅。
会話の相手がいないとどうも調子が出ない、と。
その様子と6話でのアレ以来いまだぎくしゃくしてる小梅・三郎を見て親父が一計。
「三郎、おめぇが練習に付き合って来い」と。
おやっさん、なかなかやるじゃないか。
でもってここからしばらくニヤニヤ動画のターン。
ところどころ台本の演技ではなく素が出る三郎は愛いやつ。
しかも一部は偶然台本と一致していたりする様が面白い。


日は変わって撮影当日。
高原(笑)。
普段着ることの叶わぬ洋服にはしゃぐ小梅。
が、楽しかったのもここまで。
乃枝の酷い勘違いにより、ここから先は公開処刑同然。
必要だったのは女優の代役ではなく、橋から川へ落ちるシーンのスタントに過ぎなかったとゆー。
私オワタ\(^o^)/
しかしこれじゃあ最初に助監督が出してた条件とか関係ないじゃないか、詐欺じゃないか(つД`)
あの野郎とんだペテン師だ。


そんなこんなで、ただ勘違いして演技の練習などが無駄になっただけならまだしも乃枝がご近所中に触れ回ったせいでとんだ赤っ恥をかかされた小梅(´;ω;`)
肝心の乃枝は目的のものは手に入れてるわ安いナンパにかかって気を良くしてるわで、酷い話でした。
まあでも、ここで三郎からフォローがあるのが良いところ。
小梅も小梅で魔法の一言「ま、いっか」。
一応後腐れない形にはなった感じかな。


それよりも来週が大変そうですね。
予告の感じだと小梅は野球をやってることがバレたと勘違い。
小梅のおとんは高原が小梅の恋人だと勘違い。
三郎もその勘違いを受けて涙ながらに小梅を応援、といった感じでしょうか。
波乱の予感たっぷり。