とある科学の超電磁砲 #1「電撃使い(エレクトロマスター)」


昨年秋から今年春の2クールにかけて放送された『とある魔術の禁書目録』のスピンオフ作品。
禁書目録の原作が小説であったのに対し、こちらは漫画が原作。
外伝である本作の主人公は、本編でも度々出番のあったビリビリ/レールガンこと御坂美琴
本編主人公である上条当麻の出番は、ほとんどない。


というわけで、待望であった人も多かろうツンデレールガンの第1話です。
まずは禁書を見ていない人も居るかと思いますので、登場人物紹介から。
(というよりあっちを見ていても半分はこっちが初登場のキャラ)

本作の主人公。電撃の能力者。電磁誘導を活かして物体を高速射出するレールガンが得意。

主人公の相棒?テレポートの能力者。レズビアンというよりは単純に美琴スキスキーでその美琴が同姓だっただけなのだが、何にせよちょっと変なやつ。

黒子の友人であり、同僚。所持能力は不明(レベルは1)。トロくて温厚で押しが弱い性格だが、情報処理に秀でている。

初春のクラスメイト。能力はない。ざっくりとした明るい生活の持ち主。しかし能力がないことに少々悩んでいる模様。


世界観・舞台など設定に関しては簡略的に。
国家行政として国内のある地域に若年者を集め、超能力の発現及び開発・進化を行っているという設定。
主人公はその中でもとりわけ優秀な超能力者、という話。
以上。


説明はこれくらいで。
さて、1話の感想ですが、個人的には本編よりもこちらの方が楽しみな感じ。
禁書は当麻がどうにも青臭くて背中がむずむず。
ストーリーも当麻の活躍を描くものでしたが、そちらはあまり興味がなく、インデックスだけを楽しみに見ていましたが、活躍の機会はかなり限られていました。
一方、こちらは美琴の活躍を描くのが話のメイン。
そしてそのメインに興味がもてる分、こちらの方が好き。
しかし何かと説明口調が多く、そこでストーリー展開のテンポが悪くなる点はあまり変わってないかな。


ともあれ、こっちの方が好きだという人もいれば、その反対も。
また両方好きだったり両方イマイチという人も居そうです。
まあ、そんなのは当たり前のことなんですが。


尚、ストーリー展開は原作の漫画とは違うものとなっていました。
原作のストックも2クール分には満たないことがありますので、今後もその辺の構成は大分手が加えられることと思われます。
中盤以降は原作者監修によるオリジナルストーリーがあるとの話も。


制作会社は禁書と同様、キャストも変更ありません。
監督など、主要スタッフの一部にのみ相違点が見られます。
アクションシーンは禁書と同様にあまり見栄えするもではなかったのがちょっと残念。
美琴の活躍場面が増えるにつれアクションも増えてくるので、今後の健闘を願いたいところ。
街中の風景に関しては東京の立川や多摩などをモデルにしていると思われる箇所がかなり多いようですね。
実際、多摩在住なので見覚えのあるところがいくつかありました。


OP・EDに関しては第1話らしくOPなしの特殊仕様だったため片方しか見れず。
今回のEDに使われていた曲がOP曲だったことと、あの映像から察するに1話のED映像と楽曲がそのまま普段のOPになりそうです。
ED曲と映像は来週のお楽しみ。
来週の内容はトラブルなしの日常パートっぽいです。