とある科学の超電磁砲 #5「とある二人の新人研修」


今週はおよそ一年前の秋、まだ黒子が美琴と出会う前のお話。
メインは当時小学生の黒子と初春。
今回は前回と打って変わって、細々した変更や若干のオリジナル展開があるのみで概ね原作通り。


というわけで5話です。
まずはアバンから。
黒子と初春が子供です(いまも十分子供ですが)。
黒子はいまよりもこの時の方が可愛いですね。ただし小6ロリにしては声が(ノ∀`)
世の中にはギャップ萌えなる言葉もありますが、僕は無理でした。
初春は今よりも花が少ない。
そして二人とも一年で成長しすぎ、どう見ても2〜3年は前に見えます。


一転してOP明け。
こちらは現在の話ですが、黒子が失敗フラグを立てまくって案の定やらかしました。
挙句自分のせいなのに初春を責め出す始末。
ひでぇ奴だ(´・ω・`)
これにはさすがの初春もご立腹。
険呑とした雰囲気になり、喧嘩別れ。
で、佐天のセクハラにもノーリアクションになってしまいました。
佐天さん、いくら同性とはいえ変態すぎます。
ちなみにここはアニメオリジナルの話です。


それはそうと約束って何だったっけ?ということで、時間は戻って回想へ。
なかなか一人前扱いしてもらえないことに不満を覚える黒子。
と、そこで銀行(郵便局ですが)強盗に出くわし、一人で解決してやる!と息巻き不審者へ突撃。
あっさりと制圧。ぅゎょぅι゛ょっょぃ
が、犯人が単独犯なのかグループなのか、グループだとして何人なのか確認もしないうちからのこの行動は当然失敗に終わり、先輩が負傷、初春が人質に(´・ω・`)
黒子は己が愚かさと未熟さを痛感することに・・・。


とはいえ転んでもただでは起きない黒子。
自分はまだ転移できないというが、人質の初春だけは店外へと転送。
ここからはタイマン勝負。
相手もご丁寧に自分の能力について詳しく自慢解説をしてくれます。
さらには通りすがりのビリビリさんのサポートもあり、犯人確保。
一件落着。
(ところで使い方次第でかなりの強者になれるこの便利能力。何でもベクトルを自由に変えられる一方通行の能力とぶつかったらどうなるんすかね。レベル上位のアクセラが優先?)


しかし相変わらず治安悪すぎ、この街。
それに超能力者が相手とはいえ、大の大人が雁首そろえて何もしなさすぎでもあります。
あんな小さな子供が一人で頑張ってるというのに・・・。
(一応原作には周囲の人も黒子に協力している場面の描写があったりします)


そして事後。
この辺の展開も原作とは大分違いますが、未熟さを痛感した黒子と彼女の奮闘ぶりに感動した初春。
共に一人前のジャッジメントになることを誓いあったのでした。
イイハナシのはずなんだけどナー(´;ω;`)


今回の話はOP明け冒頭のオリジナルシーンのせいでやや勿体ないことになったように思えます。
黒子はこの時大失敗を犯し、これだけ未熟さと独断専行の危うさを痛感したはず。
それなのに車上荒らしへの対応時に全然教訓が活かされておらず、挙句の果てには覚えてすらいないって・・・。
全体の構成にしても、片方が忘れた大事な約束→それが原因で喧嘩→思い出して何となく仲直り
という、またこの展開か・・・と思わざるを得ないテンプレ。
(テンプレが常に悪いというわけではなく、今回の使い方が悪いだけですが)
たしかに原作通りにやるだけでは尺が足りないのでオリジナルで補う必要はありました。
しかし他にいくらでもやりようがあったのでは。
話としては良い題材だっただけに、せめて黒子があの教訓を活かすような形が見られれば・・・。
アレを糧として成長しているのとすっかり忘れて同じ失敗を繰り返しているのとではまったく話が違ってくるだけに、少々残念な回でした。


尚、眼鏡のおっぱい先輩は、原作ではあの時の負傷で背中に傷痕が残ることになったらしい話があります。
嫁入り前なのに・・・と本人もお嘆きでしたが、(ロボの破片も背中には刺さってませんでしたし)アニメではその辺の心配はなさそうな感じで一安心。
彼女は今後も少なからず出番のある人なので、眼鏡好きの人もお楽しみに。


来週はひょんなことから美琴がジャッジメントの一人として一日はたらき回るという話。
また、本番前の肩慣らし&1話完結エピソードは次で最後となるらしいです。