とある科学の超電磁砲 #7「能力とちから」


ここまで6週かけて前哨戦をやってきたとも言える本作。
6話までは主にキャラクターやギャグ(主に変態黒子)がメインであったのに対し、ここからはストーリー性が出始めます。
手始めに今回は前回未解決だった連続爆破事件を美琴達が解決するのですが・・・。
それらを差し置いて上条さんパネェ!がほぼすべてを持っていった第6話。


今週から原作準拠のストーリーです。
もちろん随時科白や展開など脚本上の変更は入りますが、おおがかりなオリジナルはしばらくなさそう。
それでも結構な違いが見受けられたので、今週も冒頭から順に簡単にピックアップしてみます。
Aがアニメ、Bが原作での同じ場面です。
尚、元々原作にはないこまごました追加シーンは除外しています。

  • 授業中

A:放課後の買い物を初春が辞退。そのまま場面終了。
B:一旦は辞退するも佐天から「最近女を捨ててないか」と指摘され、「行きますよっ!」と怒声。教師から私語に注意を受ける(´・ω・`)

  • かつあげ

A:かつあげ実行が三人がかり。
B:二人が実行、残る一人は別のところでジャッジメント対策の時間稼ぎ。

  • 美琴と佐天

A:こまごまとしていない今回一番のオリジナル。
B:該当シーンなし。また、この時点では面識なし。このあとのお買い物で初対面。

A:美琴「やんのかゴルァ!」上条さん「こんな人の多い場所で」
B:美琴「この間の決着を!」同「こんな子供の前で」
A:初春登場なし。
B:初春も登場。再会を喜んで抱きつく女の子。
A:上条さん女の子と共にフェードアウト。
B:上条さん「文句があるなら視界から消えるから」と美琴へ。女の子には「入り口のところに居るから」と言い残し退席。

  • 黒子との通話

A:速やかにこちらに戻りなさいという黒子に対し、現場の位置を聞いて通話終了(黒子は慌てて現場に急行)。その後再度連絡を取り、自身が標的と知る。
B:すぐに現場に向いなさいという黒子に対し、場所を聞いて現場に居合わせていることを知るや否や通話状態のまま電話ほったらかしで避難誘導開始(その間黒子はまだ話は終わってないと叫んでいるが、無論スピーカーに耳を当てていないので初春には聞こえてない)。落ち着いたところで通話再開、以下同。

  • その時の佐天

A:避難を仰ぐ初春。何か思うところ(無力さに引け目?)がありつつも避難。
B:素直に避難。但しすぐに外には出ず、美琴と共に誘導に協力。

  • 美琴キーック!

A:→必殺レールガン!→美琴パーンチ!→状況終了。アフターフォローとして黒子に出番。
B:→必殺レールガン!→旦那(違)譲りのお説教開始→「相談には乗るが、その前に一発殴らせろ」→美琴パ(ry→状況終了。黒子出番なし。

  • Cパート

A:後日談として、別の場所にて例の件の真相について美琴から上条さんへ追求。
B:事件解決後、店の入り口で待ち伏せする美琴、以下同。
とまあこんな感じでした。
箇条書きに近いので、具体的にどう違ったのかは原作で確認してみると面白いかも?


というわけで7話でした。
上述もしましたが、漫画とどこがどう違うのか比較してみるのもなかなか乙です。
それにしても上条さん、アンタ・・・。
「みんな無事だったなら誰が助けたかなんてどうでもいい」
ちょ、かっけぇぇぇぇぇ!やばい、これは惚れる。
こっちでは美琴が主役のはずなのですが、今回は主役そっちのけといった感じでした。
さすがという何というか、彼が出てくると一味違います。


ちなみにこの場面で、禁書アニメでインデックスが口ずさんでいた「おっふろ♪おふろ♪おっふろ〜♪」と同じメロディの鼻歌を歌っていた上条さんですが、原作だとこの時点での時系列はまだインデックスがベランダに降ってきていない段階です。
アニメでは既にベランダヒロインが降ってきた後なのか、それともあのメロディがそもそも当麻譲りなのかは不明。


さて、来週も概ね原作通りに話が進みそうです。
結局犯人は捕まったものの何故データベースと一致しないほど急に彼の能力が上がっていたのか。
といった疑問点への追求が始まります。
上条さんも引き続き“残り少ない”出番がありそう。