聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス) 第8話「出立-Resolution」


帝国への身元照会に対する返答を待つ間、キャンベル家で面倒を見てきたシャーロット一行。
その間の触れ合いを通じ、シャーロットにも新たな想いが芽生えつつあった。
しかし、あくまで帰るべきは帝国として揺るがない彼女の決意。
彼女らに情の湧いたセシリーもまたこれに対し思う所がある様子。
だが、帝国がよこした返答はそれらの想いをすべて打ち砕くもので・・・。

シャーロット編(といって良いのかな?)完結の第8話。


さて、件の照会に対する帝国の返答は何とも無慈悲なものでした。
残された道は、理想を貫き綺麗事を胸に抱えて死ぬか、帝国を売ってでも亡命し生き延びるかのいずれか。
そこで、思いつめたドリス達は魔剣を強奪し、それを手土産に半ば殴り込む形で帝国へ帰るという道を選択。
そして、その前に立ちはだかるセシリー・・・。
何を始めるかと思えば、説得もそこそこに気の済むようにやればいいとのこと。
 但し、私は全力で邪魔をする。
 そうして、私が勝てば私が正しい。私が負ければおまえ達が正しい。
とのたまい、超理論を展開。


結果、ついこの前は太刀打ちできなかった三人娘にセシリーが勝利。
結局「頭が悪いから」という理由で力任せに物事が決まってしまう話でした。
というより、ドリス達も心底ああすることを望んでいたわけではなく、誰かに止めて欲しかっただけのように見えなくもない話ですね。
イイハナシダナー(´;ω;`)と素直に感動するには、少し茶番くさいかも。



それよりもあの決闘、マーゴットは下手すると取り返しのつかないことになっていたんじゃないかと。
動く相手の肩口を的確に突けるほどセシリーの腕は上がった・・・のか?
そうでもないと、アレは一歩間違えば本当に・・・。
まあ、それを言ったらその前にロンパイアの直撃食らってたら逆にセシリーものっぴきならないことになっていたので、決闘というからにはそれくらいは覚悟の上でしょうか。
そう考えると、万一誰かが死亡なり四肢を失うなど重い障害を負ってたらどう決着つけるつもりだったんだ・・・と思わざるを得ず(無論そうならない前提で話は進むわけですが)、脚本が雑に感じなくもない(´・ω・`)
そして、家族と思ってもらえず他の魔剣と一緒に差し出されたエヴァドニカワイソス(´;ω;`)


というわけで8話でした。
来週からは新章突入なのでしょうが、まだ9話の予告が公式にUPされていないので詳細は不明。