とある科学の超電磁砲 #8「幻想御手(レベルアッパー)」


無事、グラビトン事件の犯人を捕らえた美琴達。
だが、彼の力はレベル2のはず。
あれほどの事態を引き起こせるだけの力はないはず・・・。
どうにも腑に落ちず、何かこの事件には裏がありそうだとして調べを進めることにした彼女らだったのだが・・・。

ん?アレ・・・上条さんは?何このオリキャラ、という第8話。


さて、今週は内容そっちのけで脚本の改変ばかりに注目がいきがちな8話です。
よくよく考えてみれば、原作での該当箇所の一部をすでに4話で消費してしまっていた時点で避けられない変更点ではあったのですが、よりにもよって・・・と思わずにはいられないのが原作読者。
翻せば、アニメが初見の人にはさしたる問題ではないわけで・・・。


とはいえやはりここでの上条さん登場シーンは欠いてはならなかったように思えます。
こうなることが解っていたのなら逆に4話でなぜあのシーンを使ってしまったのか、とそちらが気になるところ。
あちらを適当なオリジナルで埋めておくのではダメだったのでしょうか(´・ω・`)
(しかしあくまで美琴が主役のアニメだから当麻が目立ちすぎるのは困るからこれでいい、という見方も一理あります。)


さておき、ざっと今週の流れについて。
へ、変態ぃぃぃぃ。
黒子の病状は改善するどころか日に日に悪化しているようです。
まあ、当然っちゃ当然ですが・・・。
アレで良くなるはずがない。
ちなみに原作ではあのフラッペは350円です。250円でした。
トッピングetcの豪華さはアニメと同様なのに、350円です。だから250円だっつの。
なんというデフレ!
氷削ってシロップかけただけでミルクもないやつですらそれくらいするというのに・・・。250円なので、多分シロップだけでもそれ以上しますよね、普通。
学舎の園にあったパティスリーはハイパーインフレ状態でしたが、中と外でそんなに物価が違うんでしょうか。
さすが学舎の園はセレブの国だぜ。


場面は変わって初春の部屋。
原作ですとお見舞いは佐天のみですが、二人も同席し、その場で例の件についての談義。
常盤台狩りのまゆげ女は4話でのこと、銀行強盗のパイロキネシストというのは1話でのことです。
1話の方はもう覚えてない人も居そうですが、掌から炎を出して黒子と争ったあの男性です。
実はあの後連行される際にチラっと映った場面の中に、既に伏線が仕込まれていたりします。
それが何かをここで言ってしまうとネタバレなので言えないのですが、どのみち来週辺りには明らかになると思いますので、その後で改めて1話の最後ら辺を見てみてください。


さて、場面はさらに変わってレベルアッパーなるものの実態を掴むべく聞き込み調査のため、ファミレスへ。
うわ、何この美琴。
か、かわ・・・いや、むしろキモッ!
おかしいですよ、間違ってますよ。ダメ、かな?
ダメだろ!「だが、それがいい!」とか言うと思ったら大間違いですよ。
尚、上述の上条さん出番削除シーンというのはここが該当します。
ファミレスで登場、またぞろお説教開始と共にビシッとカッコイイ(のか?)シーンがあるはずなのですが、まあ、仕方ないので原作で楽しんで下さい。
そういう意味では、良し悪しは別としてうまい商売のやり方なのかも知れません。


そしてここからオリジナル。
個人的には、これはこれで悪くないと思います。
まあ、上条さんの出番を確保した上でさらにコレがあれば文句なしだったかも知れないわけですが、それだと整合性が取れないのでは致し方なし。
とにかくこじつけでもこういった格闘場面を持ってこないと、今週の話はひたすら会話のみに終わります。
それもそれで良いと思うんですが、きっと制作サイドはそれじゃ地味すぎると考えたんでしょうね。
結果、上条さんが消された・・・と(´・ω・`)


というわけで一部で紛糾した8話でした。
最後には脱ぎ女こと木山さんも再登場。
そして、レベルアッパー使用にフラグの立ちまくってしまっている佐天。
来週はこの両者が最大の注目点ですね。
黒子も大活躍します。