とある科学の超電磁砲 #12「AIMバースト」


統括理事会が共謀しての人体実験の犠牲となった子供たち。
彼らを救うべく手段を問わない強攻策に出た木山。
そして、それを止めるべく立ち向かった美琴。
激しい能力合戦の末、木山を気絶させるに至ったのだが、その時、妙なものが出現してきて・・・。

レベルアッパー編と称される木山事件終結の第12話。
良い最終回だった・・・。


終わっただけで解決じゃないところが味噌でしょうか。
木山の望みは適わず、今回の件の動機が追及される過程であの事例が明るみに出るわけでもなし。
しかもツリーダイアグラムに至っては、この後本家の方でインデックスがぶっ壊してしまったので・・・(´;ω;`)ブワッ
とある魔術の禁書目録アニメ第6話参照)


さて、今週はここ数話はほぼ原作のままだったのがここにきて大分手が加えられていました。
大雑把な展開だけは原作にのっとり、各人の動きなどは半分かた別物といっても良いくらいです。
そして、その結果一番日の目を見たのはじゃんの人。
禁書でも出てきた黄泉川という上条さんとこの体育教師ですが、どう考えてもじゃんじゃん言いすぎじゃん。
もはや口癖とかってレベルじゃなかったじゃん。
言わせられるだけ「じゃん」って言わせてみようぜ!みたいな変なノリでスタッフが暴走しちゃったのかと思うくらいじゃんじゃん言ってたじゃん。
原作ではそもそも今回の事件では一度も出番なかったのに(笑)。


とまあ、出番が増えた人もいれば科白が丸ごと消えてなくなった4人組など悲喜こもごもだった今回。
まるで最終回かのような作りでしたが、前期のクライマックスとして色々手が込められてましたね。
EDが特殊EDであったり、OPが挿入歌として入ったり、アクションが豊富かつその作画が頑張っていたりetc...


でも何故だろう、個人的にはあそこでOPが入ったのは逆に白けてしまって盛り下がってしまいました(´・ω・`)
あの曲は好きなので、選曲が悪かったといった問題ではないんですけどね。
過剰演出に思えてしまったのかも。
レールガンを撃つまでの前置きが長ったらしかったのも一因かな。
まあ、とはいえ多くの人には大いに盛り上がる展開になっていたでしょうし、やり方としては良かったのだと思います。
せっかくの熱い演出を楽しめなかった自分が悲しい。


というわけで12話でした。
来週は公言してのテコ入れ水着回だそうです。
無論、原作にはありません。
それが終わって年が明けたあとも未知数。
原作通り次のエピソードに入るのか、それともオリスト進行なのか。
いずれにせよ、ひとまず小休止ですね。