とある科学の超電磁砲 #15「スキルアウト」


ここのところレベル0による能力者狩りが頻発しているという。
そして運悪くも常盤台の婚后が彼らの標的となる。
だが、彼女はまがりなりにもレベル4。
頭数が多かろうと無能力者相手に後れを取るはずはない。
はずだったのだが・・・。

新OPキター!の第15話。


OP変わったー。
インデックス出たー。
まあ、いくらOPにチラっとでも出れたからって本編では絶対出番はこないことくらいわかってますけどね(´・ω・`)
むしろ気になるのは小萌先生と木山。
後者は特に、もう出番があろうはずもないのにOPから消えていないところを見ると、映画や小説などで稀に見られる「受刑者であるが専門知識が豊富なため捜査関係者が知恵を拝借しにくる」などといった形での再登場でもあるのだろうか。


さて、ストーリーも今回から新展開です。
2クール目からは全編オリジナルだそうなので、これも例に漏れず完全オリスト。
冒頭の通り不埒者に取り囲まれたところを返り討ちにしようとしたものの不意に襲ってきた頭痛によって意識を失ってしまった婚后さん。
しかしそこへ颯爽と救済に来てくれた人物が・・・。
意識を失う直前、彼女が目にしたのは黒の革ジャンと蜘蛛の刺青が入った背中。
こういったシチュエーションとくれば、それが専売特許の上条さんの出番かと思いきや、そうではないようです。


でもってその人物がどうやら固法先輩と旧知の間柄であるらしい。
さらには現在能力者狩り集団の最先鋒となっているビッグスパイダーの元リーダーであるとか。
しかも現リーダーには故人として認識されているらしく・・・。
などなど、彼を中心として話が展開され始めましたが、詳しくは次回へ持ち越し。


というような今回でしたが、全体的に何だか設定が崩壊気味ですね。
まあ、元々学園都市だの能力者だのという基盤となる原作の設定からして大分構成が怪しいものでしたので言っても栓のないことではありますが、見ているとどうしても気になってしまいます。
能力勝負・能力決着が常である原作にはない“ただの格闘”が見られたのは面白かったのですが。


そのほか、OP同様にEDも曲・映像ともに新調されました。
大人しめだった前EDとは違い、OP曲としても通用するようなアップな曲調が躍動的な印象。
裏を返せば、EDらしくないとも言えるかな(笑)。


映像はOPがイントロもラストも美琴一人という構図なのに反して、4人の一体感が感じられて良い感じ。
上述の美琴に限らず、OPは主要キャラを全員登場させようとした結果、それぞれがバラバラになっていて連帯感がないのが残念です。
曲はどちらも甲乙つけ難いんですけどね。


というわけで15話でしたが、ストーリー的には次回がメインであり完結編でしょうか。
そして佐天と同じく、固法先輩もアニメでは出番に恵まれているようです。
原作はレベルアッパー編のあとは美琴以外は出番がほぼ皆無に等しいので、各キャラの出番のバランスをとるためにアニメはオリジナルを選択したのかも知れませんね。