ソ・ラ・ノ・ヲ・ト(ソラノヲト) 第九話「台風一過・虚像ト実像」


かねてからクラウスへの憧れを溢れさせていたクレハ。
しかし砂漠の狼「英雄クラウス」だと思っていたヒゲは、実はただのおっさんだった。
だが、本当の彼を知ったクレハにとってもはやその虚と実は問題ではなく・・・。

下手するとタケミカヅチ最初で最後の出番?という第9話。


さて、9話です。
今週は久しぶりにカナタがラッパを吹いているところが見られました。


そして本筋の方では、クラウスのおっさんがない勇気を絞って輝いてました。
ヘタレのおっさん頑張ったよおっさん。かっこいいよおっさん。
が、ここがどうしても気になったしまったのは悪い癖か。
グローブもなしにこの状態になったら手がゴリゴリゴリって削られちゃうよぉぉぉ!ってゆーね(´・ω・`)
まあでも、些細なことです。
冗長さも感じられず、全体としてはいつになく良い回でした。
これまでの8話でも毎回とまではいかなくとも、バランス的にはもう少しこういった回があれば良かったかなぁと思います。


それはそうと、不覚にも前半のノエルがひたすら可愛かったです。
天邪鬼なので普段ならあの手のあざとい仕込みには食いつかないんですが、今回はしてやられました。
ここは素直にスタッフを褒めよう、グッジョブと。


尚、リオ絡みの話の方はやはりほとんど進展がありませんでした。
イリヤ皇女殿下は既にご存命でないことが明らかになった程度。
リオが血縁だと思われる点も確たる材料は出されず、憶測以上の段階へは到達せず。

この仮初の平穏と休戦を確かなものにするためにはイリヤの存在が不可欠だったが、いまはもう亡き人となってしまった。
その代役としてのはたらきがリオには求められている。

現状から推測される事情としてはこんなところ?
父との不仲もイリヤの死に因果関係がありそうです。


来週は季節が一気に冬へと飛んで、雪の降るセーズを舞台にリオのエピソードが進展しそう。
全12話だったはずなので、もう残りもわずか。
カウントダウン開始ですね。