学園黙示録 HIGH SCHOOL OF THE DEAD ACT 1「Spring of the DEAD」


映画やゲームなどゾンビ系が流行った時期がありました。
そんなブームもすっかり終わった頃に連載が始まった漫画を原作とするアニメ。
故に、原作以上に何故この題材を・・・といった今更感が漂わなくもない。
が、ここまでくると一周回って戻ってきた感じというか、逆に新鮮な気がするから不思議だね、という第1話。


さて、1話です。
唐突に劇中の佳境から始まるアバンで関心を引き寄せ、ちょっと時間を遡る形で本編が始まるという構成からでした。
終盤も丁度いい塩梅に1話の限られた尺の中でまとめ上げていますし、確かにこれは悪くない印象。


しかしやはりどうしてもパンツの露出の多さが気になる(´・ω・`)
あんなにホイホイ露出されると下品というか汚らしい感じさえする。
フェチズムのエロスがもつ神秘性への愚弄でもある(?)。
ついでに言うと全体的にバストサイズもおかしい。
インフレしすぎである。


それ以外では、上述した通り全体的には良い感じ。
ゾンビ化の発生原因やメカニズムなど諸々の説明をすべて置いておいて、まずは緊迫した舞台を駆け抜けさせることだけに集中してるのが良いですね。
作画の水準も高かったように思う。
とりあえず2話も見てみよう。


以下、細々した雑感。

  • OP

可もなく不可もなく。
短めに感じられる、ということはやや可よりかな。
曲も同様。

  • 三角関係

目の上のたんこぶな優等生のアイツがトラブルで排除され、幼馴染の心が帰ってくる、と・・・。
ああするしかなかったし、麗の心変わりにしても危機的状況がそうさせただけなので仕方のないこと。
のはずなんだけど、心の隙間に付け入るようで・・・という自己嫌悪を孝は抱えることになるのかな。
ありがちありがち。
でもってこういうつり橋効果的な結ばれ方は長続きしない。
ありがちありがち。


そして、麗はきっと多くの視聴者にこう思われたに違いない。
テラビッチ。

引き立て役として登場初回で早々にご退場。
中の人はあの演技派の宮野さんだというのに。勿体ない・・・。


その他ではみゆきちこと沢城さんも出演。
今回は科白なしなのでキャストに挙がってませんでしたが、黒髪というか紫の髪の長い娘を担当しています。

  • ピンク

ツンデレ

  • ゾンビ化

原因とかもう一切合切不明。
永だけ発症がやけにスローペースだったのは、主要人物だからというお約束のご都合か、それとも何か発症の早い遅いを決定付ける未だ知られざる“何か”があってのことだったのか。
多分前者だろうけど、もし後者だったら素敵。

  • ED

こちらもOPと同様。
あえて特筆するなら、曲がOPとEDで世界観を共通させているような雰囲気なのが良い。