GOSICK 第2話「死者の魂が難破船をおしあげる」
殺害された占い師ロクサーヌ宛に届いた奇妙な招待状を手に入れた一弥とヴィクトリカ。
ヨットでのクルージングを提供してくれるはずだった警部には置いていかれ、することもなくなった二人は、興味本位から招待状の会場たる豪華客船へと足を運んだのだが・・・。
なんちゃってミステリー?でもそんなの関係ねぇ!という第2話。
2話です。
早速と言うべきか否か、2話にして既にバッサバッサと大胆な省略が行われた事実が見受けられました。
こうハイペースだと、原作ないしは漫画版の読者ではない一般視聴者には「ヴィクトリカかわいいよ、ペロペロ」以外の楽しみを提供するだけに留め、まともにストーリーを魅せようとは考えていないようにすら思えます。
1クールではなくまさかの2クールであり、使える時間がふんだんにあるのだから原作全部を薄く長く駆け足にアニメにするのではなく、厚く短くアニメにするのでは駄目だったのだろうか・・・。
- 旅をするのに最低限必要な道具たち
「おかし、食べたい・・・(´;ω;`)」
「自業自得だよ、君」
このほか、椅子とか(笑)と一笑に付されたであろう椅子も必要となるくだりがあったのですが、そちらは省略されていました。
その絡みからネッドらと交流を交わす場面も省かれていました。残念。
- 野兎となった子供たち
ダイジェストのみの登場でしたが、本来は本編に負けず劣らないだけの物語と描写があったりします。
そして、ある意味では本編以上に面白い仕掛けがされているのも野兎たちが主役となっている過去編であったりします。
気になった人は原作か、てっとり早く漫画を読んでみて下さい。
- ED
への入り方。
そこで終わるのかよ!という。
てっきりCパートでもあるのかな、と思いきやそれもなく、本当にぶった切り。
続きが気になるなら来週もということですね。
一方で映像の方は1話のようなフェードアウトではなく、きちんと頭から流れるフルバージョンでした。
特殊EDのような入り方も好きですが、この映像ならフルで見てこその良さがありますね。
というわけで、やや駆け足な2話でした。
来週でこの幽霊船編は完結となる模様。
原作1冊につき3話ペースといった構成になるのかな。
だとすれば、この作品が特別ハイペースなわけでもないので、やはりアニメ化というものは総じてこんなものなのかも知れません。