DOG DAYS EPISODE 1「勇者誕生!」


春アニメのオリジナルアニメーション枠の一角を占める作品。
今回は前情報なしで視聴。
まず一言で言って、気楽に見れる娯楽アニメでした。


というわけで、前情報なしでの視聴でしたが、救国の勇者物語というのがコンセプトである模様。
が、一言に「救国」といってもそんな深刻な展開ではありませんでした。
誰の目から見ても戦とは名ばかりのごっこ遊び。
とてもぬるま湯です。


しかし人も死ななければ血も流れない平和な茶番ですが、はなから「そういったものなんです」と世界観を限定してあるのは良いですね。
これならば、刺激的な展開もあるかも・・・と変な期待をしてしまい、そのままその間違った期待をずるずると引き摺ることがありません。
もっとも終盤までずっとこの調子だという保証もありませんが。


ところで、まったく毒気がなくて無垢な面白さがあるのは良いですが、これは深夜にやるような作品なのだろうか?
あと、奇しくも主人公がタクトとしか思えないのが・・・。
「颯爽登場!」って言い出しやしないかと妙な期待をしちゃいました。


ちなみに、いざ見てみたら大分路線が違いましたが、どことなくリリカルなのはの雰囲気があるのは、共通するスタッフが多いからのようです。
特に原案・脚本が同じ人(都築真紀)であるのが大きいのかな。


その他雑感。

  • 主人公

順応性高すぎて笑えました。
通常、異世界へ召喚された主人公というのはもっと戸惑いがあるものなんですが、姫からあらかた状況の説明をしてもらうとすぐにそれにしてもこの主人公、ノリノリである状態へ。
外見に反して中身は筋肉バカなんですね。

  • 名前

中世風なので仕方ないとはいえ、各キャラの名前が長すぎて覚えるのが面倒です。
それぞれに公式的な愛称があればいいんですが・・・。

  • 昨年のアスレチック優勝者

胴から上は光渡しで見えないようになっていましたが、どうも女の子っぽい。
今後、相手国に召喚される展開を期待して良いんですよね?
ダメだと言われても期待しますし、まず間違いなく現実にそうなるとしか思えない。

  • セルクル

チョコボさんじゃないですか。
なぜこんなところに。

  • しょんぼりします

これはもしかすると、アニメ史に残る名言(迷言?)かも知れない。
戦に負けるとどうなるの?→しょんぼりします
その発想はあろうはずもなかった。

というわけで、アトラクションギャグアニメ?のドッグデイズ第1話でした。
ふとももおっぱいさんの参戦はあるのか、来週はそこを楽しみにしたいと思います。