STAR DRIVER 輝きのタクト 最終話「僕たちのアプリボワゼ」

自ら封印の解除を望んだケイト。
それはすべて、ザメクという強力なサイバディを復活させ、スガタを世界の王者とするため。
そして同時に、ヘッドの目論見を阻むためのものだった。
だが、皮肉にもヘッドはそれを逆手に取り、ザメクを乗っ取ることに成功。
小さな島国での戦いは、世界の危機へと発展する。
2クールに渡った物語もこれで終焉となる最終話。


早いようで長かった2クールが終わりました。
最後はやや風呂敷の畳み方が慌しかった観もあり、それが少し残念な印象です。
マドカとコウで遊んでいる余裕があったのならもう少し早くこの展開へ突入させても良かったかも知れないですね。
というか、いたって単純にエピローグも見たかったんだよこの野郎!っていうことなんですけど。

  • ヘッドによる汚名返上&大どんでん返し

ヘッドさんキターーー。



でもやっぱり所詮ヘッドだったーーー。
あれでおめおめ生き延びているとか・・・恥ずかしい人。

  • 「何が綺羅星だよ、馬鹿馬鹿しい」

ことここに至って一番言っちゃならんことを(笑)。
みんな思ってたさ、誰もが思ってたさ。
でも誰も言わずに来てたのによりにもよって最終回であんたって人は。
ほんと、ヘッドは最後までまったく格好良くなかったけどおもしろい人だったなぁ。

  • ワコ△

カナコとワコ。
本作においてカッコイイ見せ場が多かったのはこの二人なのではないかと。
タクトも主役としての立場を危うくされることもありました。
しかし個人的には守られよりも攻めるヒロインの方が好きなので、好感の持てる二人でしたね。

  • 共闘

あっさりやられちゃいましたが、期待通りの熱い展開でした。
思えば、2クール目の新EDでは、タクト達三人のバックに一部の綺羅星メンバーが綺羅星コスではなく制服(と白衣)で入っているシーンがEDの最後にありました。
これを初めて見たとき、この人たちだけは最終的タクトに協力してくれるのかなぁ、などという展開を想像していて、17話でヘッドを筆頭にバニシングエイジが革命を起こした際に想像していた展開に移行するのかと思ったんです。
が、結局はそうならなかったので、あのEDにはそんなに深い意味はないのかなとも思ったのですが、きちんと最終回で回収してくれました。
色々投げっぱなしで未回収な要素も残る最終回でしたが、この点に関しては満足です。

  • 殴ったね(ry

一度ならず二度までも(笑)。
そして、なんか作画が・・・。

  • メインヒロイン

それは、スガタ君だったんだよ!
ΩΩΩ<な、なんだってー
いやぁ、まさかのスガタエンドでした(´・ω・`)
どうも最終回なのにスガタに見せ場がない、科白もほとんどないかと思えば、よもや彼が守られヒロインの立場だったとは。
あれだけ守り通してきたワコの封印も結局タクトが自ら破ることになってしまったし、一体ワコとはなんだったのか・・・。

というわけで、若干の不満とある程度の充足感の得られたまずまずの最終回をむかえたスタドラ25話でした。
上述もしましたが、後日談がなかったことだけが残念です。