花咲くいろは 第一話「十六歳、春、まだつぼみ」


退屈な日常から抜け出せるドラマチックな展開に思いを馳せる少女───松前御花。
ある日、そんな彼女に降って湧いた希望通りの激動。
親元を離れ、単身会ったこともない祖母の営む旅館で住み込みの下働きとして生活することを余儀なくされたのだ。
そして、初めは期待に胸を膨らましていた彼女も、想像と違う現実を知ることになるのだった・・・。
今期の貴重なオリアニのひとつ、『花咲くいろは』の第1話。


ココ書、ARIAかみちゅetc
恐らくそういった作品と趣を同じくする新米さんの成長期なのかな、と思って見始めた本作。
しかし、蓋を開けてみればどちらかと言うと昼ドラ?
あるいはちょっと毒のあるNHK朝の連続テレビ小説かな。
さて、想像していたのと違ったのは内容だけではなく、登場人物も。
筆頭としては主人公の御花。
冒頭に挙げた三作品の主人公がそうであったように、もっとマイルドというか、角がなく大人しいタイプなのかと思っていましたが、意外に自我が強く前に出るタイプの人物である模様。

  • 劇中歌

すいません、なんですがこのノイズは。
OPを歌っているのも同じ人ですが、特に劇中歌が酷かったような・・・。
歌うことが本職ではない声優さんの方がまだしも上手に歌うのではないかと。
まあ、良く言えばジュデュマリ風の音楽性と評することができなくも・・・できなくも・・・いや、できないかな。

  • 輪島巴

あれ・・・能登さん?中の人、能登麻美子さんですよね。
ここずっと(知る限りでは)演じてる役がどれも同じ系統だったので、久しぶりな感じもあって、こういう能登さんは新鮮。
おもしろいキャスティングですね。

  • OP&ED

今週はOPなし。
ただ、実質ED扱いとして使われていたあの映像と音楽は恐らくOPのものだと考えられるので、実際には未公開となっているのはEDの方ということになるかと。
来週には両方出揃うと思うので、楽しみにしておきます。

というわけで、初回は相方(民子)も女将さんも第一印象が・・・といういろはの第1話でした。
マイナスからのスタートとなった二人が、今後どういった形で株を上げてくるのか。
御花の行く末よりもそちらの方に関心がいきますね。