花咲くいろは 第五話「涙の板前慕情」


徹と結名がタンデムしていくところを目撃した緒花と民子。
ショックを隠せない民子を気遣う緒花だが、例によって気持ちは空回り。
更に悪いことに、彼女の口の軽さが災いして確証もないまま話が喜翆荘の面々へと伝播し、情報通?の次郎丸の推測も加わって話が膨らんでいくのでした。
本作における最高難度のツン子もいよいよ陥落、という第5話。


さて、前回目撃した場面に、徹の欠勤や次郎丸の推測など諸条件が加わって何やら大変なことになった今回。
しかし結局は全部ただの早とちりにすぎず、大層人騒がせな結果となるのでした。
うん、まあ何というか・・・緒花はもう少し落ち着いて考えて行動するようにした方がいいね(´・ω・`)

  • 蓮二さん

職人を絵に描いたような気質の人であり、口数は少ないですが良い人です。
が、その口数の少なさが今回は災いしたように思えます。
民子「徹さん、遅いですね」
蓮二「アイツなら来ないぞ」
ここでせめて「今日は来ない」と一言つけ加えていれば・・・。
誰かさんと足して2で割ると丁度良いんだけどなぁ。

  • 民子の板場入りの経緯

徹さん・・・格好良い・・・。
これは惚れてしまうのも仕方ない。
この話を知った上で考えると、民子の語るちょっとそれは美化しすぎなんじゃ?という徹像も確かに納得できます。

  • 誰かさん

主人公なんですけどね。
一言多い、向こう見ず、はた迷惑と揃いも揃ってしまった逸材。
でも不思議なことに不快感はなくて、許せてしまうのが彼女の強み。
15・6の子供が既に人間出来上がっていたらかえって気持ち悪いので、歳相応なのも良い点なのかも知れません。
まあ、さすがに今回のふくや突撃は非常識すぎた観は否めませんが(笑)。

  • 「みんちでいい」

いやったーついに落としたぜ!
プロセスを振り返ると、よくあんなので陥落できたなぁ・・・と思わざるを得ず。
しかし過程がどうあれ、結果としてようやく民子とも互いを認め合える仲になったことは確か。
足元の不安材料が解消され、またひとつ先の楽しみが見えるようになりました。

というわけで、雨降って地固まる展開となった5話でした。
そして次回は、やっと女将・菜子・民子と課題を順にクリアしてきたばかりなのに、またぞろ何か面倒くさそうな人物が登場する模様。
一応喜翆荘のアドバイザーでもある人なのですが・・・。