花咲くいろは 第十六話「あの空、この空」


新設された大型ホテルに客を奪われる続ける湯乃鷺温泉。
ただでさえ不況下にあるいま、このままでは死活問題となるのは明白。
組合員たちも額を突き合わせ、若人の斬新な視点も取り入れるなどして議論を交わすが、有効的な策が講じられる気配はあまりない。
そんな折、喜翆荘では若旦那である縁と崇子が旅館を舞台にした映画を製作するという企画を持ち上げてきて・・・。
こ、この流れは嫌な予感しかしない───という第16話。


さて、2話に渡る結名回も終わり、新展開がスタート。
なんと今回は、縁をクローズアップすると共に喜翆荘を舞台に映画を撮ろうという話。
しかし、無論タダではなく制作費の一部は喜翆荘が出資するという形であり、また、脚本には次郎丸が一枚噛むというのだから不安になるなという方が無理。
とりわけ、最後に鳴り響いていた電話がその不安を増長させていて、なんだかどうにも落ち着かないのでした。

  • いや〜ん。やだぁ・・・映画とか、どうしよ〜

なこちって、こんなキャラだったっけ・・・?
緒花と付き合ううちに変わっていった、と良い風に捉えることもできますが、ただ単にギャグ要素を高めるためだけに初期設定を無視した役割を与えられているだけのようにも。

  • 映画出演とか・・・ねーよ

一方こちらはまったくブレないみんち。
さすがみんち、それでこそみんち。いいぞみんち。

  • 箒で特訓

そうかそうか、特訓か。それは感心感心・・・って何のだよ(´・ω・`)
努力するベクトルが明らかに違う。
だが、それも悪くない。

というわけで、なんとも次回が待たれる16話でした。
予告では、実は映画は任侠ものとかサスペンスものだったのかと不思議になるような何故か緒花が血糊を撒き散らしている場面もありましたし、本筋以外にも気になるところが・・・。